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千葉限定キャリアインカレで経営学科2年生コンビが決勝戦に進出!学生ならではの構想に課題提供企業も高評価

経済学部 経営学科 2年 鏑木海斗さん・永嶋晃政さん

2023/12/28

12月20日(水)、千葉限定キャリアインカレの決勝大会が開催されました。この大会は、千葉県内企業3社が実際に抱えている課題について、千葉県内の大学生が解決策を考えるビジネスコンテストです。決勝大会には6チームが進出し、うち1チームが敬愛大学です(>発表シーンはこちら)。

 

課題提供企業のひとつ、株式会社地域新聞社はフリーペーパー「ちいき新聞」を発行する企業です。同社からのお題は「各地『商店街』に活気を取り戻すために、情報誌・WEBサイトを扱う会社として、商店や地域住民に対し、どのような企画・情報を、どのような方法で届けるか提案してください」というものです。

 

この課題に挑戦したのが経営学科2年生の鏑木さんと永嶋さんです。2人の地元はそれぞれ香取市と木更津市で、商店街の閉店が相次ぐ現状を「何とかしたい」という思いがあったそうです。

彼らの提案は「若者と共存する商店街」がコンセプトです(発表シーンはこちら)。商店街で、学生が運営する古着のフリーマーケットを開催し、下北沢や高円寺のように若者を中心としたコミュニティを形成するものです。加えて、フリーマーケットで集まる若者たちの中から、低予算での出店を希望する者と空き店舗とをマッチングさせることで、商店街を再活性化させる計画です。地域新聞社は地域に密着したメディアとしての特性を活かし、不動産仲介業者として空き店舗に若い経営者を誘致します。新規の広告掲載希望者を集め、若者向けの記事を掲載することで、新しい読者層の獲得までを視野にいれた素晴らしい提案でした。

 

惜しくも表彰台には届かなかったものの、地域新聞の担当者には大変好評で、「別席を設けてもっと話を聞かせてほしい」との打診があったそうです。

決勝大会出場の敬愛大学チームにインタビュー

Q.発表を終えて今の気持ちを教えてください

永嶋さん
永嶋さん
企業の方の前で自分の意見を述べる機会は、学生のうちにはなかなかありません。とても楽しむことができました。発表後、企業の方から「すごい!良い企画だ!」とフィードバックがあり自信につながりました。
鏑木さん
鏑木さん
ありきたりの提案ではなく、地域新聞社に合った全く新しいマッチングサービスを自分達なりに1から考えたいと思ったので、アイディアを練るのにとても時間をかけました。提案を7分間にまとめるのにも苦労しました。15分位あればもっとアピールできたのにと悔しさもあります。

Q.経営学科での学びは活かせましたか

鏑木さん
鏑木さん
僕が所属する金ゼミでは毎回発表があり、慣れていたと思います。質問には「わかりません」ではなく「自分の意見を言う」ことが求められます。どんな質問が来ても答えてやろうという気持ちで挑みました。
永嶋さん
永嶋さん
僕も場慣れしていましたので、全く緊張しませんでした。

Q.アイディアはどのように練っていったのでしょうか

鏑木さん
鏑木さん
キャリアンインカレにあたり、金先生からは論理の繋がりを厳しく指導されました。「若者に強くない新聞媒体で、どう若者とマッチングさせるのか」という指摘には「核心を突かれた」という思いでした。それでも、僕たち二人は昨年度、千葉日報の学生記者にチャレンジしたので、思い入れのある「新聞媒体」を活かす企画にこだわりたいと思いました。
永嶋さん
永嶋さん
主にアイディアは鏑木君が考えていたのですが、僕が下北沢に遊びに出かけた時、そこが活気ある商店街であることに気付きました。若者に需要がある古着の街として商店街に若者を集められるのではないかと思ったのです。

Q.来年もキャリアンインカレにチャレンジしますか?

鏑木さん
鏑木さん
また、キャリアンインカレにチャレンジしてみたいと思っています。来年はインターンシップに参加して広告やマーケティング、企画職に挑戦するつもりなので、そこでの経験を活かした提案がしたいです。
永嶋さん
永嶋さん
偶然にも地元木更津市が、駅前商店街の活性化施策として学生の意見を求めていると聞きました。今回のキャリアンインカレで培ったことを活かしてこちらにも挑戦し、生まれ育った街に貢献したいと思います。来年こそ優勝したいと思います。

大会の様子はこちら(敬愛大学の発表は41:53から)