各クラスは15名前後で構成され、日本人や韓国人、フランス人など様々な国籍の留学生がいました。カルガリー大学の留学生プログラムでは、留学期間の5か月を大きく3つに分けています。最初の2週間は、カナダという国について深く知るための授業でした。カナダの歴史や文化、風習などを英語で学び、生活していく上で必要な知識を身につけます。その後の3か月は留学者向けの基本的な英語教育カリキュラムを受講します。最後の1ヶ月の集大成として学んだ知識を活かしたグループワークがありました。グループで共通の課題図書を読み、役割分担を決めます。
- 疑問に思ったことについて質問事項を考える人
- ストーリーと実体験を繋げて発表する人
- わからない英単語を調べる人
に分かれ、投げかけられた質問についてはみんなで考えて答えを出します。正解がない問いについて考察し、理解を深めていくことは日本の大学の授業でも行うと思いますが、すべて英語で行うことでまた違った緊張感があり、頭を使いました。