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地域の「歴史素材」を生かしたまちづくり(滝川ゼミ)

経済学部 経済学科 滝川 恒昭 教授

2024/08/30

滝川ゼミでは、日本史(戦国時代)の本を読み込み、輪番制で発表者を決めて内容を要約し、疑問点について全体で討議しながら思考力を身につけることを目指しています。地域に残る歴史遺産(人・出来事・遺跡等々)を「まちづくり」に活かせないか、というテーマを主題に、千葉県内でよく知られた歴史上の人物(千葉氏や里見氏)や史跡などについて、その基礎的な知識を学んでいます。

地域の歴史をまちづくりに生かす

今年度は『「地域の歴史素材」を生かしたまちづくり』という共通テーマのもと、
①千葉氏の歴史
②佐倉市の歴史(堀田氏や佐倉藩、津田梅子、佐倉連隊等)
③銚子市の歴史(醤油工場・銚子電鉄・屛風ヶ浦等)
を素材候補とした3つのグループに分かれ、検討や下調べをしてきました。

経済学科 滝川恒昭教授

①「千葉氏の歴史」グループの活動

夏休み中の8月1日に①のグループが現地の調査(学習)と地元における認知度アンケートを実施してきました。現地調査は千葉氏の研究専門機関である千葉市立郷土博物館に伺い、学芸員の方から説明をいただき、多くの資料を見学してきました。

真剣な表情で説明を聴くゼミ生

アンケート調査を実施

その後は千葉駅前に移動し、アンケート調査を実施しました。成果の一部は、「フイールドワーク入門」の発表の場である大学祭(敬愛フェスティバル)でポスター提示をする予定です。

  • 街頭アンケート調査の様子

  • 答えてくれる人を探すのに苦労する場面も

滝川教授より

他の2つのグループも、調査のための準備を着々と進めています。

②佐倉市の歴史グループ
調査を予定していた日が台風で中止となってしまいました。新聞社も取材に来てくださる予定だったので大変残念ですが、今後どのように進めていくことがよいのか、再度検討しています。

③銚子市の歴史グループ
本格的な調査の前の「予備調査」を8月6日に実施しました。

 

どのような調査報告および資料が上がってくるのか、今から楽しみです。

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