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プロから学ぶ「着こなし講座/メイク身だしなみ講座」で就活準備万端!

キャリアセンター

2024/06/26

6月25日(火)、敬愛大学キャリアセンターは「着こなし講座」と「メイク・身だしなみ講座」を開催しました。就職活動を控えた学生たちがスーツの着こなしや化粧の方法を学び、企業に良い第一印象を与えられるようにと願って企画されたセミナーです。

第一部:着こなし講座

第一部では、洋服の青山 千葉東寺山店店長の藤井氏と副店長の木下氏を講師に迎え、スーツの選び方や着こなしのポイントについて詳しく解説していただきました。実は近年、就職活動においてカジュアルな面談を行う企業が増えており、就活生もカジュアルな服装での対応が求められるようになってきていました。なるべく経済的な負担を抑えつつフォーマルからカジュアルまでカバーするにはどのようにしたら良いのでしょうか。

軸となるのは、役員面接などで必ず着る機会があるフォーマルな黒スーツです。このスーツのジャケットを流用して、インナーやボトムスをカジュアルなものに交換することによって手軽にオフィスカジュアルなスタイルを作ることができます。しかし、「良い第一印象」を与えるためには、いくつか押さえるべきポイントがあります。例えば、スラックスはプリーツライン(正面の折り目)があるものを選ぶほうがベターです。このような点に気をつけることでカジュアルさを演出しつつ、清潔感を印象づけることができます。

プリーツラインのあるスラックス(右)と無いスラックス(左)

講座では実際の商品を試着したり触ったりしながら、学生からの様々な疑問に答えていきました。ネクタイピンの装着、ボタンダウンのシャツの印象、靴の選び方など、学生の疑問は多岐に及びました。参加者からは、「合同説明会に参加した時、周りの就活生とスーツの色が違って不安だったが、話を聞いて安心できた」「スーツを持っていたが、着こなし方が分からなかった。参加して良かった」といった声が寄せられました。

第二部:メイク身だしなみ講座

第二部のメイク身だしなみ講座では、資生堂ジャパンのソーシャルエリアパートナー平久氏と邊見氏が講師を務めます。肌のお手入れの方法や好印象を与えるナチュラルメイクの方法、まつ毛の整え方など、詳細に教えていただきました。   

皆さんは、おしゃれと身だしなみの違いがわかりますか?おしゃれは自己表現の手段で、服装やアクセサリーを通じて、自分が見せたい姿を表現します。一方で、身だしなみとは他者からの評価を意識し、相手に不快感を与えないよう配慮した姿のことです。今回の講座では、就職活動時に相手に良い第一印象を与えるためのメイク方法について、資生堂の製品を使って実践的に学びました。

プロフェッショナルからの指導は化粧水の塗り方から異なります。コットンの持ち方の指導から始まり、学生たちは講師の手の動きに合わせて円を描くように塗っていきます。顔の血流に合わせた適切な方向、圧力、速度で化粧水を塗っていくことで血色が良くなり肌の調子も整うそうです。

またファンデーションの塗り方も注意が必要です。間違った塗り方では顔が大きく見えてしまい、逆効果になることもあるようです。正しい順番で、塗るべきところにはしっかりと、外縁部は適度に抑えるのがコツのようです。

時間を変えて男子学生も肌のお手入れについて学びました。正しい泡立て方で洗顔フォームを使うだけで肌がワントーン明るくなった学生もおり、普段使い慣れていない化粧品だからこそ、その効果も顕著に現れます。

 

良い洋服、良い化粧品を購入しても、自己流ではその機能を活かしきれません。今回、それぞれのプロから学ぶことで、学生たちは「良い第一印象」を与える技術を修得できたことでしょう。

本学では今後も学生の就職活動を支援するための様々な講座やイベントを企画しています。学生の皆さんが自信を持って就職活動に挑めるよう、引き続きサポートしていきますので、ぜひ積極的にご参加ください。

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