業種・業界・職種は、以下のように定義されているそうです。
・業種:その企業が携わる分野 10の大分類、33の中分類に分かれる
・業界:取り扱う事業、サービスによって業種を細かく分類したもの
・職種:企業内での役割のこと
具体的な業界研究の方法についても触れられました。全体を知るために合同企業セミナーやインターンシップ、オープンカンパニーに参加し、その後、思ったことや感じたことをまとめ、深く考えることが重要だそうです。
7月9日(火)、キャリアセンターが主催する就活セミナー「業種・業界・職種研究講座」が、3限・4限の時間帯を利用して開催されました。株式会社学情の「あさがくナビ」から講師の方をお招きして、主に3年生を対象に、業界や業種、職種についての研究方法やその重要性を学びます。
まず、これらを研究する重要性について説明がありました。就職活動を成功させるためには自己分析だけでなく、相手(企業や仕事内容)を知ることが不可欠です。選考過程(エントリーシート、グループディスカッション、面接など)における対策にもなります。講師は、「好きな食べ物を知るためには実際に食べてみる必要があるのと同じように、業界研究も実際に情報を収集して判断することが大切」というお話がありました。情報を集めたり体験してみなければ、自分に合うかどうかは分からないのです。また、3年目以内に仕事を辞める新卒社員の割合は約3割にのぼるそうで、この原因の一つに、業界や職種研究が不十分だったことが挙げられるそうです。研究が浅いと、就職後に「思っていた仕事と違う」と感じてしまう機会が多くなり、退職に繋がるリスクが高まります。
業種・業界・職種は、以下のように定義されているそうです。
・業種:その企業が携わる分野 10の大分類、33の中分類に分かれる
・業界:取り扱う事業、サービスによって業種を細かく分類したもの
・職種:企業内での役割のこと
具体的な業界研究の方法についても触れられました。全体を知るために合同企業セミナーやインターンシップ、オープンカンパニーに参加し、その後、思ったことや感じたことをまとめ、深く考えることが重要だそうです。
後半には2つのワークショップが行われました。
これらのワークショップを通じて、学生たちは実際に手を動かしながら、業界・職種研究やインターンシップ参加の目的について考えました。講師からは、「食わず嫌いせずにいろいろな業界の話を聞いてみることが大事」とのアドバイスがあり、視野を広げる良い機会となりました。
本日のセミナーを通じて、参加した学生たちは業界・職種研究の重要性を確認し、具体的な方法も学ぶことができました。これからインターンシップに参加する際には、学んだことを活かして目的を明確にし、充実した体験をしてほしいと願っています。夏は多数の企業がインターンシップへの参加を受け付けており、就業体験をするまたとないチャンスです。迷っている場合は、業種や業界、職種研究を通して興味を持った企業のセミナーやオープンカンパニーに複数参加してみると良いでしょう。キャリアセンターでは、今後も学生のキャリア形成をサポートするためのセミナーやイベントを企画しています。就職活動を控えている在学生は、積極的に参加しましょう。