敬愛大学では、学生が目指すキャリアの実現のため、インターンシップ(就業体験)に力を入れています。3年次の夏休み期間を使って、学生は5日間以上、民間企業や自治体、経済団体に受け入れてもらい、現場のリアルな業務を体験します。この取り組みを通じて、学生は実際の業務を肌で感じ取り、自らの課題を明確にするとともに、大学での学びを深めていきます。
車が好きで自動車ディーラーへのインターンシップを希望していた経営学科のTさん。キャリアセンターの薦めもあり、ダイハツ千葉販売株式会社でのインターンシップに挑戦しました。インターンシップ直前まで、さまざまなビジネスマナーを調べ、練習してきましたが、不安を払拭するほどの自信はつかなかったと言います。
9月8日(木)、今日がTさんにとってのインターンシップ初日です。緊張した面持ちで先輩社員に付き添って様々な仕事を覚えていきます。自動車の機能やオプションなどのほかにも、若者に人気な車種、女性におすすめの車種など、顧客にあわせた提案方法も教えてもらっていました。
職場での業務は、学生生活とは異なる要求が多くあるようです。年齢的には1~2年の差しかない若手社員であっても、Tさんは多くのギャップを感じている様子。しかし、それを乗り越え、多くを学ぼうとする姿勢が感じられると先輩社員はTさんを評します。
インターンシップ前のサポートが充実していることも、敬愛大学のインターンシップの特長です。Tさんも「インターンシップの授業では自ら動き、議論する授業が多くありました。ただ待っているのではなく、率先して行動する意識が身につきました」と学びを役立てていることを話してくれました。先輩社員もその点を特に期待しています。「インターンシップを通じて周囲に目を配って、今、自分に何ができるか自ら考えて動けるようになってほしい」と語りました。
敬愛大学キャリアセンターは未来の職業人としての一歩を踏み出すための大切な経験を、しっかりとサポートしています。
報告:IR・広報室