敬愛大学には、海外を訪れてこれまで学んできたことを深化させる「海外スクーリング」という海外体験の機会があります。今年度の実施先はスペインに決まり、10名の学生が9月に旅立ちます。現地では日本人学校の見学やピカソの「ゲルニカ」の鑑賞、サグラダファミリアをはじめとする数々の世界遺産や名所・旧跡を巡る計画が立てられています。引率はスペインの日本人学校で教員経験がある教育学部の小林 輝明教授です。
今回の参加学生は大学・短期大学の全学部・全学年に及び、お互いの顔を知らない学生も多くいます。協力して海外スクーリングに臨む仲間づくりのために、渡航に先立ち、6/28(金)に顔合わせ会を実施しました。小林教授は「海外では思い通りにいかないことが多い。みんなで力を合わせて対応していこう」と挨拶しました。
顔合わせ会では、自己紹介とともにスペインでやりたいことを語ってもらいました。サグラダファミリアを見たい、現地のスイーツを全制覇したいなど、学生の希望は多岐にわたります。
本場のパエリアを食べたいという学生には、小林教授が「美味しいパエリアを食べられるようにルートを変更する」と約束しました。また、現地でサッカーを見たいという学生には、「スペインのサッカーは夜遅くに開催される。郊外のスタジアムは治安も悪いので心構えが必要。それでも希望者には観戦できるようにプランを考える」と回答しました。できる限り学生の希望に沿った行程が練られているようです。
最後にはLINEでグループを作り、密に連絡を取り合っていくことになりました。これからのスペインでの経験が、学生たちにとって貴重な学びとなることを期待しています。
報告:IR・広報室