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学生執筆

「教育の視野を広げる」(学生連載) 第11回―科学館について学んだこと

教育学部 2年 N. Y. さん

2026/07/27

20秒でわかるこの記事のポイント
  • 科学館では、展示を見るだけでなく、スタッフとの対話や講座を通して、子どもから大人まで科学を楽しく学ぶことができる。
  • 千葉市科学館では、年齢に応じた様々な企画が行われており、学校とは異なる方法や題材で科学に触れられる。
  • 紙コップを飛ばす仕掛けづくりを体験し、実際に手を動かしながら学ぶことの楽しさを実感した。
  • 楽しい講座を考えるためには、様々な情報に触れ、そこから積極的にアイデアや活動のヒントを得ることが大切である。
  • 将来教員になったときには、児童生徒が科学に興味を持てるよう、楽しみながら学べる授業や活動を工夫したいと考えた。

第11回は、千葉市の千葉中央駅のすぐ前、Qiball(きぼーる)の7~10階にある千葉市科学館から講師をお招きしました。千葉市科学館は指定管理者制度を採用しており、現在はコングレ・東急コミュニティー共同事業体が管理・運営をしています。その事業課教育普及企画グループの金島 光年グループリーダーにご講話をお願いしました。お名前は「コウネン」とお読みするそうで、生まれた時からサイエンスに運命づけられた方なのかと感心してしまいました。

 

千葉市科学館は、「子どもから大人まで楽しめる参加体験型科学館」をめざしているそうで、そこで金島さんはさまざまな世代に向けたイベントを企画、運営しています。未就学児から小学校2年生までとその保護者を対象としたワークショップの「リトルキッズ」、未就学児・小学校1年生から参加できる入門的な実験・工作の講座の「土日講座」、「土日講座」より発展的な内容を扱う「スキルアップ講座」などがあるそうです。

 

高校生からボランティアとして参加している人もいるということで、そこから新しいイベントの企画が出てくることがあるというのが、これもひとつの驚きでした。学生の代表がレポートします。

(教育学部長 伊坂淳一)

受講した学生のことば―科学館から学んだ「楽しく学ぶ」ための工夫

科学館って何だろう?

今回は千葉市科学館の教育普及企画グループ、金島 光年さんのご講話を聞かせていただきました。千葉市科学館は、科学の原理をスタッフの方とのコミュニケーションを通して理解したり、さまざまなワークショップや講座で学んだりしていくということをしており、これは教師と生徒のような関係だと思いました。私が教員になるうえで、必要なことを学ぶことができたご講話でした。

 

講話を聞かせていただくまでは、科学館って何だろう、博物館となにか関係しているのかと考えていました。今回のお話で、博物館は資料の収集や保管、研究だけでなく、来館した人が静かに展示物を観覧したり、イベントや講座に参加したりできるような様々な活動や工夫を行っていることを知りました。また、子ども向けの展示もあれば、大人が楽しめる展示もあり、博物館と科学館はそれぞれの違ったよさがあるということが分かりました。

 

実際に千葉市科学館では、未就学児から小学2年生を対象にしたワークショップや、高校生以上の大人でも楽しめるような科学教室を行っているそうです。私のような年齢になっても、科学に興味を持った時に、楽しみながら学べるというのがとても魅力的でありがたいことだと感じました。

楽しむことができる科学

今回の講話では、私たち大学生が紙コップを紙のばねによって飛ばす仕掛けの制作を行いました。紙コップの下に何回も折ってばねのようにした紙を貼り付け、机の上で飛ばしたのですが、久しぶりにこういった体験をして、私自身も楽しめました。周りの人たちも楽しそうにやっていて、とても貴重な時間でした。特に印象に残ったのが、外部からアイデアを得ることに躊躇しないということでした。とにかく様々な情報媒体から、ヒントを集めていくことが大切だということを学びました。

 

金島さんは、千葉市科学館は学校と違って学習指導要領やカリキュラムがないので、自由に題材を選んで講座ができるとおっしゃっていました。科学について学ぶ場として、学校教育とは異なるよさがあると感じました。

 

今回のご講話を聞いて、教員になった際に、児童生徒にどのように科学に興味を持ってもらえばよいのか、どのように教えればよいのかがわかりました。

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