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OPEN CAMPUS REPORTS

オープンキャンパスレポート

学生執筆

教育学部オープンキャンパス体験授業
(学生リレーレポート)Vol.2
―「理科授業で世界の見方が変わる」

教育学部 1年 W. A.さん 千葉県立姉崎高校出身

2026/06/25

2026年度第2回の敬愛大学教育学部オープンキャンパスでは、小林輝明教授によるミニ体験授業「面白い理科の授業をするには」が行われました。

まず、今回の授業は、①小学生に授業をするには ②教員という職業について、の2つの内容で構成されていました。高校生や保護者の方といっしょに授業を受けて、将来私たちが向き合う小学生に対する理解と、教員という職業について、私も考えを深めることができました。当日、教育学部会場の司会を務めた私がレポートします!

「一人ひとり違う」の理解が大切

授業の冒頭に、小林先生が用意された教材が、来場された高校生と保護者の方に配布されました。最初の活動は、「6ピースのブロックでアヒルを作ってみよう」という課題でした。赤ブロック2ピース、黄色ブロック3ピース、目が描かれたブロック1ピースの計6ピースのブロックを使用し、1分間で自分の想像するアヒルを作成しました。小林先生からは、「周りの人と話さないこと」、「他の人の作品を見ないこと」、「1人で考えて作る事」という指示がありました。

 

高校生も保護者の方も真剣に取り組んでいて、夢中でアヒルを製作する姿が印象的でした。製作後には、それぞれの作品を周囲の人と見せ合う時間が設けられ、会場には驚きや笑いが広がっていました。初対面同士の参加者が多かったにもかかわらず、それぞれの考え方の違いを認め合いながら、楽しそうに交流する様子が見られました。泳いでいるアヒルや立っているアヒル、飛んでいるアヒルなど、さまざまな作品が見られました。同じ6ピースのみのブロックを使用しているにもかかわらず、組み合わせ方によって全く異なる作品が完成することが、非常に興味深く感じられました。しかし、どの作品もアヒルとして認識することができた点が印象的でした。

課題を説明する小林先生

この活動を通して、小学生の考え方や発想にも唯一の正解はなく、一人ひとり異なる見方や捉え方を持っていることを学びました。教育においては教師自身が固定的な考え方にとらわれず、多様な考え方を受け入れる姿勢が重要であると感じました。特に低学年の児童は、物事の捉え方や表現の仕方に大きな個人差があります。そして、保護者の方々の作品にもさまざまな違いが見られたことから、個人差は子どもだけでなく、大人にも存在するということが分かりました。

「理科を教える」ということ

理科に苦手意識を持つ児童生徒は少なくないと思います。実際に私自身も理科を苦手としていました。そこで小林先生は、月に関する学習を例に挙げて説明されました。多くの小学校で使用されている「月の早見盤」からはイメージしにくい月と地球の大きさや距離について、小林先生は1億分の1の模型を用いて再現していました。小林先生と本学のオープンキャンパスキャストが月と地球の模型を持ち、約3.8メートル離れて立つことで、その距離感を視覚的に表現していました。

 

このように、実際に見たり体験したりする活動を取り入れることで、児童は学習内容を具体的にイメージしやすくなります。また、記憶にも残りやすく、理解の促進につながると感じました。理科を苦手と考える児童であっても、「面白い」、「もっと知りたい」と思える授業を行うことが重要であり、それが理科への興味や関心を高めるきっかけになるのではないかと考えました。〈「え?」で始まり、「なるほど」で終わる〉授業が重要だと、小林先生がおっしゃっていました。そのためにはさまざまな授業の経験が重要です。

月に関する学習を例に挙げた説明

教員という職業を目指して、今すること

小林先生は人生において重要な要素として、「時間」「体力」「お金」の3つを挙げられていました。そして、学生時代、社会人、老後というそれぞれの段階で、これら3要素のバランスを考えながら生活することの大切さについて話されました。今の私たちは学生であり、時間と体力は比較的あるが、お金には限りがあります。アルバイトによってお金を得ることはできますが、収入を増やすことだけを優先し、健康を損なうほど働くことは望ましくありません。また、時間があっても体力やお金が不足していては、自分のやりたいことに挑戦することが難しくなります。

 

私は今回の講義を通して、人生を充実させるためには、「時間」「体力」「お金」のバランスを意識することが重要であることを学びました。そして、大学生活という貴重な時間を有意義に過ごし、多くの経験や学びを積み重ねていきたいと感じました。

教育学部 2026年度オープンキャンパスプログラム