この副専攻を履修したのは、学部学科の勉強の他にも学業で頑張ったと言えるものに取り組みたかったからです。2019年に敬愛大学に副専攻「AI・データサイエンス」が新設されるのを知って、挑戦してみようと思いました。大学の授業なので専門的で難しいと思っていましたが、数学が必要な場合でも高校までの内容で基礎的なことは十分に理解できました。学んでいくうちに、私にはデータサイエンスが向いていると感じ、この分野の勉強が好きになりました。
副専攻「AI・データサイエンス」1期生の就職活動と内定先を紹介します。S. Tさんは、経済学部経済学科で学び、千葉県内自治体の行政職に内定しました。この副専攻でどのようなことを学び、目標を叶えたのでしょうか。
副専攻「AI・データサイエンス」の 新設がきっかけに
説明力や表現力は、 就職活動にも活かされる
高校までは、正解のある問題に答えることが中心でしたが、この副専攻では、データを使って自分の考えを客観的に分かりやすく伝える力も求められます。分析ソフトなどを使って表やグラフを作ることは簡単ですが、そこから意味のある情報を読み取り、文章や口頭で的確に表現する難しさと大切さを学びました。ここで身につけた説明や表現をする力は、就職活動でエントリーシートを作成したり、面接で受け答えをするのにも活かせました。副専攻で学んだことは、就職活動でプラスアルファのアピールポイントになります。私はこれをイチオシとしてお勧めしたいです。
大学で新しいことに チャレンジしてほしい
公務員を目指して経済学科で学び、この副専攻の履修者を対象とする就職相談も活用することで、自治体に内定をいただくことができました。学んできたことを活かして、公共サービスを利用する地域の方々により良いサービスが提供できるよう頑張りたいと思います。これから大学で学ぶ皆さんには、新しいことにチャレンジして、積極的に人脈を広げコミュニケーション能力を磨いてほしいと思います。