敬愛人

大学選びを検討している高校3年生の時に、敬愛大学のオープンキャンパスに参加し、個別相談で国際学部の先生に留学への強い希望があることを話してみたところ、様々な情報やアドバイスをいただきました。アルバイト先の先輩が敬愛大学の国際学部に在籍していたことで、入学前にキャンパスライフのイメージを膨らませることができたこともプラスになったと思います。

しかし、入学した年に新型コロナウイルスの影響で留学ができなくなってしまい、大変悔しかったです。留学についての案内が来るたび、参加の希望を出し、2年生の時には留学体験の報告会に参加し、先輩方が海外でどのように学んだのかや、1日のスケジュール、かかった費用などについて情報を収集しました。2023年度から留学や海外体験が再開されることを聞き、大変嬉しかったです。

国際学部では、英語などの語学以外にも海外の様々な社会や文化について学びます。所属している水口ゼミでは世界の地方自治について学んでいます。グループに分かれて様々な国々の行政や教育の特徴を調べて発表する機会があり、私はノルウェーの教育制度について発表することになりました。ノルウェーは大学までの教育費が無料で、自宅で育児をしている家庭に様々なサポートがあります。税金は日本より高いですが、未来を担う子供たちに対して国がしっかりとサポートしていることは見習う点が多いと思いました。日本で起こっている教育や子育てに関する様々なニュースについて、自分たちの身近な問題として捉える習慣がついたと思います。

また、副専攻の日本語教員養成課程は、履修して良かったカリキュラムです。日本語を一つの言語として教えることができる能力は、海外でも大変役に立つと感じています。日本語のアクセントについて学ぶ授業があり、普段意識せずに話していた言葉のアクセントが英語とどう違うのかなどを考える良いきっかけになりました。

1・2年生のうちに海外で様々なことを体験ができると、物事をグローバルな視点で考えることができるようになり、行動範囲が広がると思います。世界の情勢は目まぐるしく変わっています。大学生のうちに海外に行くチャンスを積極的に利用しましょう！「海外にはいつでも行ける」と思っていると、新型コロナウイルスの感染拡大などのように思ってもみなかったことが原因となって、留学ができなくなってしまうことがあります。

留学したいという希望があれば、国際学部の先生方はとても親身になって相談に乗ってくれます。ぜひ早めに相談してみてください。高校生の方は、オープンキャンパスの個別相談などを利用して、敬愛大学の留学制度について理解を深めておくことをオススメします。