小学校4年生の時の担任の先生がきっかけです。私はもともと人と話すことが苦手で消極的な子供でした。そんな私に「何事にも挑戦しよう、失敗は宝物だよ」ということを教えてくれました。また、その先生は、失敗をしても怒らず、挑戦したことを認めてくれました。この言葉を聞いてから、このままではいけないと感じ、今までに色々なことに挑戦してきました。そして、考え方や行動が大きく変わり、教員になるという目標ができました。
小学校教員採用試験合格者の体験談
来年の春に、小学校の教壇に立つことを目指す国際学部こども教育学科(現教育学部こども教育学科) の4年生が、小学校教員の採用試験に挑みました。今年も多くの受験者が、念願の正規合格を勝ち取りました。学生に教員を目指した理由や現役合格の秘訣を聞きました。
小学校教員を目指した理由を教えてください
採用試験の対策として行った 「わたし流勉強法」を教えてください
一次選考で課される小論文※は、参考書を見ながら模範となる解答を書き写し、書き方のスタイルを身につけました。二次選考の個人面接の練習では、私のことを知らない先生に試験官の役をお願いして、自分のことを分かりやすく伝えることや、本番の緊張感をもって練習することを心がけました。一番にお勧めするのは、試験対策の勉強を本番と同じ時間で行うことです。試験当日と同じ時間に起床し、その時間に行われる試験内容の勉強をします。当日の時間に合わせて頭や体を使うことで、本番の緊張感の中でも自信をもって臨むことができます。就寝と起床を規則正しくすることで、体調管理にも役立つと思います。
※大学推薦による受験(千葉県・千葉市)の場合、一次選考は筆記試験に代わり小論文が課されます。
採用試験に向けて大学のどのようなサポートを利用しましたか
「こども教育演習Ⅲ」の授業では、採用試験に向けた勉強と対策のやり方を教えていただきました。初めは、どこからどのように進めたらよいか分からず不安だったのですが、やり方を教わったことで、自分で工夫をしてできるようになりました。教職センターでは、学生一人に先生が付いて小論文の添削をしていただけます。また、分からないことや不安なことをいつでも相談でき、親身に対応してくださるので、とても心強かったです。教職センターには、先生が毎日いらっしゃるので、活用すればするほど合格の可能性が高まると思います。
どのような教員になりたいですか。目標や抱負を教えてください
子供たちは、多くの可能性を秘めています。その可能性を伸ばすことができる教員になりたいです。私自身がそのようにしていただいたことで、大きく変わることができたからです。子供たちの可能性を認めて、褒めて育てることのできる教員を目指して日々努力し、学び続けていきたいです。