勧めてくれたのは、父でした。敬愛大学にAI・データサイエンスを学べるプログラムがあることを知り、「社会に出たら必要になる知識だから勉強してみたら」と言ってくれたのです。新入生に向けた説明会が開かれたので、まずは話を聞いてみようと思い参加しました。そこで、AI(人工知能)や5 G(第5世代移動通信システム)のような新しい技術が紹介されました。遠い未来のようなことが、実は私たちの身近にきていると感じて、この副専攻を学んでみようと思いました。
副専攻「AI・データサイエンス」を学ぶ学生
「文系の大学でAI・データサイエンス?」と疑問に思う方はいませんか。敬愛大学の学生たちは、副専攻「AI・データサイエンス」をなぜ学んでいるのでしょう。また、どのような授業を受けているのでしょう。学生に聞いてみました。目的を持ちながら、楽しく学んでいる様子が伝わってきます。
副専攻「AI・データサイエンス」を学んでいる理由を教えてください
特に印象に残っている授業はありますか
「AI概論」がとても印象に残っています。大手IT企業の方が、AIの歴史や基本的な仕組み、ビジネス現場での活用事例を教えてくれます。AIについて詳しく知らなかったのですが、ビジネスの課題解決に役立っていることが分かり、活用方法が具体的にイメージできるようになりました。この副専攻で1 年次から学べる科目として「統計学」があります。最初は難しい内容と思っていたのですが、様々な統計の数字がどのような意味を持つのかを分かりやすく教えてもらえるので、高校数学の延長で理解することができました。今後は、プログラミングやマーケティングについて、さらに勉強したいと思っています。学んだ知識を活かして、IT関係の仕事に就きたいと考えています。プログラミングを使った開発、AI・データサイエンスの知識を使ったソリューションなど、どのような仕事がしたいかを考えながら、進路を検討しているところです。
この副専攻はどんなところがお勧めですか
大学という将来への準備期間に学んでおくべき内容だと思います。副専攻がお勧めなのは、主となる学部学科の勉強と合わせて学ぶことができるので、可能性が拡がることです。また、他学部の学生と授業に参加するので友人も増え、経済や経営の知識も教えてもらえます。高校では十分に学びきれない範囲を大学で補い深めていくことができるので、興味のある方はぜひ挑戦してほしいです。