働いてみて感じたプラス・マイナス面についても率直な意見が交わされました。金融業界の強みとして、スキルアップや成長の機会が多くあること、保険や証券の資格試験の勉強や各種研修を通じて、自己成長が期待できることなどが挙げられました。女性の結婚や出産、子育てに対しての制度も手厚く、子育てと仕事が両立しやすい環境のようです。一方、資格取得のための勉強が必要であることや、繁忙期の存在など、大変さについても語られました。
7月16・17日の二日間で、キャリアセンターが主催する「ランチタイムキャリアカフェ」第1回を開催しました。昼休みの時間帯を利用して行われ、今回は「金融業界のキャリア」がテーマです。銀行や生命保険会社での豊富な経験を持つ女性3名が、金融業界でのキャリアについて語りました。
金融業界、どんな人が向いている?
最初のセッションでは、3名の女性スピーカーが自己紹介とともに、金融業界での様々な体験談を披露しました。「金融業界に向いている人」「採用したい学生の特徴」についても語られました。この業界に向いている人の特徴として、
- 明るくはきはきしている
- 責任感がある
- 相手の立場に立って考えられる
- 自分の意見を持ち、状況によって判断できる
- 受け答えに心がこもっている
- マニュアルに沿って着々と仕事ができる
- コミュニケーションが好きで、周りをサポートするのが得意
などがあがりました。また、採用担当者としての視点から、「採用したい学生の特徴」についても語られました。面接だけでなく、その前後の言動も評価されるため、インターンシップやセミナー、採用選考の会場など、その企業と関わる場面では、常に”見られている”という意識を持つ必要がありそうです。
金融業界に就職するメリットは?
質問タイム
最後には参加者からの質問タイムが設けられ、学生から様々な質問がありました。「銀行における公募制度とは何か?」「金融業界を視野に入れた就職活動のスケジュールについて」「インターンシップのグループワークの内容例が知りたい」など、具体的な質問に対して丁寧に回答がなされました。1年生から3年生まで、幅広い学生の参加が見られました。
夏休みの有効活用を
最後に、夏休み期間中にできることとして、インターンシップやアルバイトを通じて社会との接点を持ち、視野を広げることの重要性について説明があり、8月に無料で開催されるSPI講座の案内もありました。これから就職活動を控える3年生は、夏休みの対策講座を利用してライバルに差をつけたいところです。
参加した学生からの感想
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お話を聞いて視野が広がり、金融業界も研究してみてもいいかなと思いました。
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実際に働いていた方からのお話しを聞くことができて、自分も頑張ってみたいなと思いました。
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金融業界の職種や業務内容を実際の経験談を基に聞くことができたので、理解が深まった。
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これから就職先を考えていくにあたっての大切なことを学ぶことができました。
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金融機関への就職を考えているので、金融業界についての普段聞けないような詳しい話が聞けて本当に良かったです。
今回のランチタイムキャリアカフェは、金融業界への理解を深めるだけでなく、就職活動への意識を高める貴重な機会となりました。今後も様々なテーマで定期的に開催されるそうなので、進路について迷っている在学生は積極的に参加してみてください。