教育学部の1・2年生のゼミでは、異なる学年が協働でSDGsに関わる身近な問題に取り組み、ポスターセッション形式で成果を発表する課題解決型学習を行います。今年度の合同ゼミでは、地球温暖化に対して実行できる対策について各グループで検討し、解決策を発表するプロジェクトに取り組むことになりました。
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グループごとに中間発表を実施
5月に行われた初回のゼミでは、千葉市環境局環境保全部脱炭素推進課の職員の方をお招きし、持続可能な都市の実現に向けた取り組みを紹介していただきました。2回目となる今回の合同ゼミまでの約1ヶ月間、一人ひとりが地球温暖化の問題を自分ごととしてとらえ、チームに分かれてそれぞれが定めたテーマに関する解決策を話し合ってきました。本日はその中間発表の機会です。千葉市環境局の職員の方3名にも参加していただき、学生たちのプロジェクトにコメントやアドバイスをいただきました。
千葉市環境局の職員の方からの感想
- SDGsについて関心をもってもらうゲームを開発しようとしている取組が、大変おもしろいです。
- プラスチックの分別収集については千葉市がこれから取り組もうとしているところなので、参考にさせていただきたいです。
- 食品ロスについてのプロジェクトが多いようです。
- 規格外の野菜について、生産者と消費者の間をうまくマッチングさせる方法を考えているグループがありました。興味深いです。
- 7月のポスターセッションを楽しみにしています。
といった意見を聞くことができました。お忙しいところご参加いただき、ありがとうございました。
次回はいよいよ最終発表です。7月に各チームで定めたテーマに対する解決策をまとめたポスターを作成し、ポスターセッションを行います。学生たちが協力し合い、多角的な視点で地球温暖化対策を検討することにより、実現可能で効果的な解決策を導き出すことが期待されます。入賞チームは、12月に開催される敬愛SDGs集会でポスター発表を行い、成果を報告します。