日常生活では、必要不可欠な鉄道。千葉県ではあまり馴染みのない、地下鉄について学びぶため11月12日我々は、葛西にある地下鉄博物館に足を運んだ…。館内には東洋初の地下鉄から、最新の安全システムまで展示されており地下鉄の歴史や進化を身に染みて感じました。
概要
地下鉄の父 早川徳次(1881-1942)
1914年欧米の「鉄道と港湾」の調査のため、ロンドンを訪れた。地下鉄網を目の当たりにし、東京の発展には地下鉄が不可欠と考え、欧米各地の地下鉄を調査研究し、二年後に帰国。地質・湧水量・交通量の調査を行った。協力者や資金集め、東京地下鉄道株式会社を創設しました。そして、1927年に日本最初の地下鉄を上野~浅草間(2.2km)に開通させ、彼の夢は実を結びました。
地下鉄博物館で体験・見学したこと
シミュレーターを用いた、模擬運転をすることができます。実際に運転を体験して難しさを痛感し、日本の運転技術と安全のレベルの高さを実感できました。また、地下鉄のトンネル構造(シールド工法、開削工法)やジオラマなどを用いた地下鉄の路線や展示してある歴代の車両の特徴として運転席が狭く、つり革が低く現在とは違う車内を見学することができました。
今回の感想・学び
今回、地下鉄博物館に足を運んでみて初期の鉄道から現在の鉄道を見ることができました。また、トンネルを作る工法についても知ることができました。最後に三人で運転のシミュレーターを行い操縦の難しさも体験しました。日本で活躍を終えた一部の地下鉄車両は海を渡り国外で第二の鉄路を歩んでいるところに、日本の技術の高さに驚かされました。新しい発見や学びがあると思うので機会があればぜひ訪れてみてください。また訪れたいと思いました。日本に地下鉄ができてもうすぐ100周年を迎える…。