牛山ゼミは国際問題について学びます。目的は、社会で活躍するのに必要な国際感覚を養い、「世界(orアジア)の中の日本」という視座を持てる人物になることです。日本で起きていることと海外で起きていることは密接に絡んでいます。「国際」「海外」「外国」を知らなければ、日本のことは十分に理解できません。
ゼミでは経済、 産業、企業経営の分野を主に取り上げます。ただ、これらは政治や社会、歴史、文化、芸能などとも深く関わるものばかりです。ゼミ生には様々な側面から思い存分にアプローチしてもらいます。つまり国際問題と関わりがあるものであれば、様々なことが研究対象になり得ます。地域的にはアジアを重視しますが、ゼミ生の関心に応じて他の国・地域を選んでも構いません。この点も柔軟です。
ゼミ生は個人(orグループ)で特定の国・テーマに関する情報を収集・分析し、考察を加え、プレゼンやレポート・論文にまとめます。国際的な仕事に携わる企業人などをゲストに招くこともあります。世界、アジアで今何が起きているかを常に意識し、その背景や影響を考えてみる――。ゼミ生全員が心掛けねばなりません。