各国のメディアの特徴は、日本との比較の視点から考察するとより理解が深まりますが、教科書となっている書籍には日本に関する章がないため、日本のメディアの分析が課題となっていました。そこで、日本のメディアの現場を知るために、今回の課外研修が企画されました。研修にあたり、家近教授の後輩である長岡杏子氏(元TBSアナウンサー,現在は同社事業投資戦略局 ライフスタイル事業戦略部 部長)にご尽力いただき、訪問が実現しました。
TBSでは、「ひるおび」の生放送の現場を見学しました。生番組の裏舞台は大変張り詰めた空気が流れており、大道具、小道具、カメラマン、ディレクター、タイムキーパーなど、想像以上に多くのスタッフがニュース番組の制作に関わっていることが分りました。学生たちは初めての体験に緊張していましたが、興味深そうにモニターに見入っていました。テレビカメラは一台3000万円以上するというお話をカメラマンの方から伺い、大変驚いていました。