私の専門分野に関連する科目として、「音楽」(1年後期)・「初等音楽科指導法」(2年前期)を紹介します。この2科目は小学校教員の免許取得に必要な必修科目で、「音楽の何を学ぶのか」「音楽から何を学ぶのか」といった視点で音楽の存在意義を考えます。併せて、小学校の音楽の授業で目指していることや、評価の問題などについても考えます。
「音楽」:音楽はどこから生まれたのかや、自分と音楽の関係を考えたり、音楽理論を学びます。学んだこと活かして、グループで音楽表現を工夫するアンサンブル活動をして、練習の過程や聴き合うことで音楽の多様さや一体感を共有します。
「初等音楽科指導法」:学習指導要領を中心に、小学校の音楽では何を学ぶのかを理解します。また、実際の授業をグループで考えて実践し、発表し合います。授業としての音楽の楽しさや難しさを学びます。
この他に、選択科目である「音楽と表現」や「こども学」、演習(ゼミ)も担当しています。