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「大学生が参加したいと思うバスツアーを企画せよ」企画提案型インターンシップ

経済学部・国際学部 3年生

2022/09/05

敬愛大学の3年生は県内企業へインターンシップに参加します(5~10日間)。企業で実際の業務を経験しながら社内のプロジェクトに参加、成果を発表することで職業観を身につけます。インターンシップ受け入れ先企業の1つ、県内でバスの運行とバス旅行を手掛けるビィー・トランセホールディングス株式会社ではインターンシップ最終日に成果発表会が開催されました。

同社から与えられたプロジェクトは、「大学生が参加したいと思う冬季実施の募集型バスツアーの提案」です。インターンシップには他大学の学生も参加しており、敬愛大学の3年生6名は2名ずつ3チームに分かれ、他大学との混合チームで挑みました。

会社重役を前にプレゼンテーション

Aチームは、美しい箱根を「記憶だけでなく記録に残そう」をテーマに企画しました。「インスタ映え」を意識し、箱根ガラスの森美術館を目玉としたプランです。経済学科のOさんは聴衆を巻き込んでいく独特のプレゼンテーションスタイル。本日最初の発表にも関わらず、聴き手を惹きつけていきます。

実際に現地を視察し、バスの駐車場所の手配も抜かりはありません。現地で商談の機会も得たようで、貴重な経験を積むことができたようです。

 

Bチームは「低予算」を目指し、出発地から近い東京浅草へのバスツアーを企画しました。江戸切子づくりを体験し、作ったグラスで食事ができる楽しいプランです。しかし、途中でコストの算出に誤りがあった事が発覚。いかに質を落とさずに価格を下げられるか、妥協点をめぐる議論は前日まで行われました。失敗を挽回し魅力ある企画を作り上げた経験はきっと自信につながることでしょう。

Cチームは「修学旅行のワクワク感をもう一度」と、大人の日帰り修学旅行プランを企画しました。3年生はコロナ禍で高校の修学旅行が中止となってしまった世代です。そうした世代に向け千葉県の修学旅行先の定番である箱根を目的地に選びました。国際学科のFさんは「当初はチームメンバーに対し気後れしていたが、自分の性格に合わないことにも挑戦するようになった」と言います。最後には自チームの企画が最も優れていると自信をもって発言していたのが印象的でした。

会場には会長、社長、人事部長などが列席し、難しい質問も飛びますが、どの学生も回答者を譲り合うことなく、積極的に発言していきます。同席したキャリアセンター職員は学生たちの変わりぶりに大変驚いていました。初めて顔を合わせた他大学の学生と協力し企画を作り上げた経験は学生たちを大きく成長させたようです。

 

報告:IR・広報室

  • プレゼンテーションには社長をはじめ、若手社員も見つめます

  • ベトナムからの留学生Cさんもインターンシップに挑戦

  • 学生たちが企画したバスツアーを実際に販売していく方針であるとのサプライズ!

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