6月30日と7月7日の2日間にわたって、プロジェクトの成果をポスターセッションという形で発表しました。全36グループが4会場に分かれて、SDGsに係る身近な問題について自分たちでできることはなにかを発表しました。課題について調べた結果をチームごとに模造紙などにまとめ(ポスター形式)、様々な資料やデータを根拠に、参加者に説明します。普段何気なく使用している物や口にしている食べ物なども、実はSDGsと密接に関連していることがわかり、これらを自分の問題として捉えることの大切さが学べます。
教育学部では、1、2年生全員が異年齢混合の6クラスに分かれ、SDGsをテーマとしたProject Based Learning(PBL)に取り組んでいます。PBLとは、課題を設定し、探究し、成果をまとめて発表するというもので、すべてのプロセスで学習者の自己選択・自己決定で主体的に取り組みます。この演習を通して、自ら課題を設定して解決していく問題解決能力、国際的で幅広い教養、豊かな表現力とコミュニケーション能力、多様な価値観を認め合い協働する力、子供を総合的に理解し教育する力などの基礎を養うことをめざしています。
各チームが身近な課題を設定し、SDGsについて考える
昨年度経験者の3年生がアドバイスを行う
審査員は、昨年度PBLを経験した3年生です。その結果、上位8チームが、2月に行われる「敬愛SDGs集会」で大学の代表としてポスター発表することになりました。「敬愛SDGs集会」は、今年度初めての試みとなります。今年度は敬愛大学、千葉敬愛短期大学、敬愛学園高等学校の学生・生徒が参加しますが、来年度は千葉敬愛学園全体や、地域に広げていきたいと考えています。