まず、品田氏は具体的なICT活用方法として「Mentimeter」という意見の収集と集計を行うクラウドサービスを使った授業を実演してくれました。例として、学生には「日本の教育に対する考え」をスマートフォンやタブレットを使って送信させ、即座にワードクラウド(右図)で集計してみせます。このようなアプリケーションを使えば、挙手制では恥ずかしがってしまう生徒の意見も見ることができますし、どのような意見が多いのか教員も生徒も瞬時に把握でき、生徒に楽しい授業を提供できるといいます。
反対に、ICTを利用しなければ、「質問を板書」し、「紙を配布」、「回収して集計」、「板書して報告」という、とても時間と労力の掛かる工程をふまなければなりません。