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最先端の教育ツールに直接触れる
教育ITソリューションEXPO見学会

教育学部こども教育学科 准教授 小林 輝明

2022/05/16

教育の最先端技術に直接触れる機会を

小林ゼミの卒論テーマには「教材開発」があります。そのためには現状の教材を分析して、もっと良いものはないか、もっと良くするにはどうしたら良いかを常に考えます。新たな価値を生み出す豊かな発想力と創造性が求められる研究です。

こうした視点を育成する学びは、インターネットでの調べ物や机上で考えるだけでは身に付きません。そこで小林ゼミの3年生は、新たなヒントや思わぬ発見を求めて、東京ビッグサイトで行われている「教育ITソリューションEXPO」の見学に出かけました。このEXPOは「教育」に関する製品やサービスが出展される日本最大規模の展示会で、最先端の技術によって開発されたシステムや製品を直接目にし、手で触れることができます。

 

会場は熱気にあふれ、300社を超えるブースすべてを回ることは到底できません。それでも学生たちは、電子黒板やタブレットパソコンなどの最新のICT技術に加え、プログラミング教育やオンライン教育、教材コンテンツなど、興味・関心のあるところで立ち止まり、じっくりと説明を受けていました。

斬新なアイデアは、ちょっとしたことから生まれます。しなやかで柔軟な考え方のできる今の時期に、こうした機会を生かして視野を広げ、一歩先の教育を考えることができる人材になってほしいと願っています。

学生の声

EXPOを見学し見たことがない製品や新しい学び方を知ることができました。最も興味を惹いたのは、プログラミング教育や相手の気持ちを考える活動に知育ゲームが利用できることです。

リモート学習を効果的に実施するために、動画を送信する教師がカメラを2台設置して、それぞれの画面をワンタッチで変換できる製品を見ました。こうしたツールは知らなかったので、今日見た新しいものを授業で取り入れてより良い授業ができるようになりたいと思いました。

 

報告:教育学部 小林 輝明 准教授

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