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国際学部4年生の研究成果報告会:成長を確かめ合う門出の春

国際学部 教授 織井 啓介

2026/02/26

卒業を控えた国際学部4年生が研究成果報告会に集いました。本年度の4年生は2022年4月の入学。まだ新型コロナ禍の不安が残る中で大学生活をスタートさせた学年です。しかし、再開された国際学部の海外プログラム(海外スクーリング、海外語学研修、海外留学)に積極的に参加し、大きな成長を遂げた4年間となりました。卒業後の進路も国家公務員や政令指定都市の行政事務、空港・ホテルビジネスをはじめ、国際学部らしい進路が目白押しで、皆卒業後、地域への貢献を誓っています。

第1部 4年間の学びの集大成 社会へ踏み出す研究発表

第1部では、有志の4年生が研究発表を行いました。捨て猫問題の国際比較、植民地時代の朝鮮半島の分析、南アジアのフェミニズムの進展状況、国際的スポーツシューズメーカーのブランド戦略など、国際学部の学びを集大成させた個性的な研究発表が続きました。どの発表もスライド資料を駆使してコンパクトでわかりやすい発表にまとめられていました。発表後の質疑応答にも的確に対応でき、社会人としての旅立ちに向けてスタンバイの状況です。

  • 質問する増井教授

  • 質問に的確に答える学生

第2部 4専攻それぞれの研究の広がり

第2部では、4年ゼミ担当教員から各ゼミ生の研究内容が報告されました。本年度の4年生は、英米語専攻(現・英語コミュニケーションコース)、地域デザイン専攻、国際ビジネス専攻(現・国際ビジネスコース)、観光マネジメント専攻の4専攻に所属しています。英米語専攻では英語学や英語科指導法に関する研究、地域デザイン専攻では環境、福祉、少子化をはじめとする多様な社会問題、国際ビジネス専攻では空港・ホテルビジネス関連やインバウンド需要、観光マネジメント専攻ではプロ野球関連やJR久留里線問題など、それぞれの専攻の特徴がよく表れた研究動向が紹介されました。

 

国際学部では引き続き、国際的な知識、コミュニケーション能力、課題解決力を兼ね備え、グローバル化が進む社会で活躍できる人材を輩出していきます。

 

報告:国際学部教務委員会

なぜ大学で「卒業論文」を書くの?

高校までの勉強は、出された問題に答えることが中心です。大学では、問題そのものを自分で見つけます。ここが大きな違いです。

 

  • なぜ空港ビジネスは伸びているのか?
  • 地域の少子化をどうすれば防げるのか?
  • 英語はどのように教えると効果的なのか?

 

このように、自分なりの「なぜ?」「どうして?」を考えるところから研究は始まります。

 

テーマが決まったら、本や論文を読み、データを集め、先生と相談しながら考えを深めていきます。思いつきや感想ではなく、「理由」や「根拠」を示しながら書き進めます。ゼミで途中経過を発表し、先生や仲間から意見をもらい、何度も書き直します。大変な作業ですが、この積み重ねが大きな自信につながります。

 

卒業論文は、大学生活で一番時間とエネルギーをかける学びです。だからこそ、完成したときの達成感は特別です。自分でテーマを決め、調べ、考え、書き上げた経験は、就職後にも必ず役立ちます。仕事でも、「課題を見つけ、調べ、考え、まとめる」力が求められるからです。卒業論文は、単なる長いレポートではありません。それは、「自分の力で課題を見つけ、解決した証」なのです。

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