高校までの勉強は、出された問題に答えることが中心です。大学では、問題そのものを自分で見つけます。ここが大きな違いです。
- なぜ空港ビジネスは伸びているのか?
- 地域の少子化をどうすれば防げるのか?
- 英語はどのように教えると効果的なのか?
このように、自分なりの「なぜ?」「どうして?」を考えるところから研究は始まります。
テーマが決まったら、本や論文を読み、データを集め、先生と相談しながら考えを深めていきます。思いつきや感想ではなく、「理由」や「根拠」を示しながら書き進めます。ゼミで途中経過を発表し、先生や仲間から意見をもらい、何度も書き直します。大変な作業ですが、この積み重ねが大きな自信につながります。
卒業論文は、大学生活で一番時間とエネルギーをかける学びです。だからこそ、完成したときの達成感は特別です。自分でテーマを決め、調べ、考え、書き上げた経験は、就職後にも必ず役立ちます。仕事でも、「課題を見つけ、調べ、考え、まとめる」力が求められるからです。卒業論文は、単なる長いレポートではありません。それは、「自分の力で課題を見つけ、解決した証」なのです。

スリランカからの留学生も卒業研究を発表


