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天まで届け!! 自分だけのビニール凧

Iris活動中!2023 vol.01

2023/01/31

2022年があっという間に過ぎ、年が明け2023年になりました。皆さんはお正月をどう過ごされましたか?コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどの感染症が流行っていますが、しっかり対策をした上でお過ごしのことと思います。1月21日(土)、そんな新年一発目の企画として、「~天まで届け!!自分だけのビニール凧~」を実施しました。ビニール袋を使ってオリジナルの凧を作り、外で揚げようという企画です。風は少し強めでしたが、綺麗な青空が見える良い天気の下で行うことができました。午後には予定より多くの参加者が訪れてくれて参加者の合計が11名に。児童にとって魅力ある企画となり、とても嬉しく思いました。

Part1: 凧について学ぼう

今回の企画目標は、①身近な素材を用いて凧が作れることを学ぶ。②オリジナルの凧を作成することで想像力や発想力を身に付ける。③凧が飛ぶ原理、日本で凧が親しまれている理由について学ぶ。この3つの目標を踏まえて活動しました。

 

まず、導入では児童にクイズのように問いかけをし、一緒に考えながら凧の由来や歴史について学びました。いつ、どこの国から凧の文化が来たのか、凧を上げる理由、凧の語源などの疑問に対して積極的に児童が予想をし、発表してくれました。正解を聞いてみると大学生の私達も声に出てしまうほど面白い内容や驚いてしまう内容でした。

凧について学んだあとはいよいよ作業に入ります。児童たちがお話を聞く姿勢になるように「今から説明をします。話を聞かないと分からなくなっちゃうぞ~!」と声掛けするところがポイントです。

Part2: ビニール袋から凧を作ろう

作業時には工程が多いため普段よりも確認を繰り返すようにしました。ビニール袋の下を切ることからスタートし、凧の形を考えたり絵を描いたりしました。午前に来場した児童は全員が長方形の凧でしたが絵には個性が出ており、とても良い作品になっていました。オリジナルの凧を作るという目標が達成です!穴をあける作業では、学生スタッフがサポートをしていましたが、児童同士で教え合う場面もあり、想定以上の教育効果を生み出せていました。

 

午後の参加者には低学年の児童が普段よりも多かったのですが、色や形にこだわって理想の作品になるように自分で考えて頑張っていました。学生スタッフも工程を教える際に時間配分を考えつつ丁寧に教えることができました。

  • 児童同士で教え合う場面も。

  • 作品は午前、午後どちらも短い時間の中とても素敵な作品に仕上げてくれました。

Part3: 大空高く凧を揚げよう

最後は公園に行き凧を実際に揚げました。児童たちはとても楽しそうで全員でリレーのように走りながら揚げてみたり、ジャングルジムなどの遊具に固定し「自動凧あげ」と言って盛り上がっていたりしました。木の枝を使って凧の持ち手にしている児童もいて、私たち大学生には思いつかない新しい遊び方を発見できました。

 

児童の感想には凧作りは思ったよりも簡単に作れて楽しかったという意見が多くありました。今回も児童や学生スタッフが楽しく取り組むことができて良かったと思います。今後の企画に関しても外で活動したいという意見がIrisメンバーから挙がったので、屋内だけでなく外での活動も検討していきたいと思います。

文責:藤本治美