教育ボランティアサークルIrisは、11月9日にイオンスタイル検見川浜にて、遠心力の性質を利用した「コマ作り&対決」と「遠心力実験」を参加スタッフ8名で実施しました。
Part.1 コマ作り
まずメインの企画として「コマ作り」を行いました。これは、画用紙を好きな形に切り、ペットボトルのキャップの中心に穴をあけて、爪楊枝や竹串を差し固定して作るというものです。当日は様々な形に切った画用紙や、多くのペットボトルキャップを準備しました。参加者は、色ペンで画用紙を自由に装飾したり、新しい形に画用紙を切ったりして工夫して作っていました。また、「どうしたらコマがうまく回るのか」や「どのようなデザインだとコマが回ったとき、きれいに見えるのか」など、より良い作品にしようと挑戦する参加者の姿も見受けられました。
Part.2 マイコマ対決
次に別の企画として「マイコマ対決」を行いました。これは、自分で作ったコマを使って、参加者同士または学生スタッフと対決するというものです。企画開始前にスタッフで、「遠心力という見えない力をどのように説明したら子どもにも伝わるか」「作品への工夫をどのように取り入れられるか」ということを全員で検討しました。本番では、説明を受けた子どもたちが「中心に串をささなければ回らない」、「重心を考えて作成することが大切」と気付いている様子も見られました。
企画を終えて
今回の企画では、コマ作りを誰でも簡単にできるように工夫したこともあって、参加者の作業がスムーズに進んでいたと思います。また、「どの年代の人も参加できる企画」という目標を十分達成できた企画内容であったと思います。その一方で、遠心力についての知識不足やさらに工夫できるはずの部分があったなど、課題のある企画だったとも言えます。今後は年齢別に楽しめる企画、より深い学びにつながる企画という目標で活動していく必要があると感じました。