私は大学の授業でも同じ活動を体験しました。その時は、自然と一人が話をまとめる役を担い、比較的早く答えにたどり着いたことを覚えています。今思えば、その時は、「グループで協力して答えを見つける活動」という印象が強く、活動の狙いについて深く考えることはできていなかったのではないかと思います。
しかし、今回は第三者として高校生の活動を見たり、先生の説明を改めて聞いたりしたことで、この教材のねらいをより深く理解することができました。先生は、この活動は単に答えを見つけることが目的なのではなく、言葉を使って情報を伝え合い、相手の話を聞きながら多くの情報を整理し、協力して課題を解決する力を育てることを目的としていると話されていました。それはつまり、言語能力や情報活用能力、さらに他者と協働して考える力や課題解決能力を育てることにもつながるということです。

対話型鑑賞のねらいを説明する久保田先生

