- 実データを使って課題解決力を養う「AI・データサイエンス実践」の授業
- 学生は企業の総務部担当者という設定でデータを分析
- Excelを活用し、売上アップ・経費削減・業務効率化につながる提案を考える
- 協力企業の社員の方から助言を受けながら、実社会に近い形でデータ活用を学べる
- 最終成果物に向けてグループごとにプレゼン資料を作成中
20秒でわかるこの記事のポイント
情報マネジメント学部の授業「AI・データサイエンス実践」では、AIやデータサイエンスの知識を、実社会の課題解決にどのように活かすかを実践的に学んでいます。現代社会では、AIやデータを扱う力は専門家だけでなく、さまざまな職業で求められる基礎的な力になりつつあります。この授業では、実データを用いた分析、Excelによるデータ加工、グループワークによる課題解決、地域や企業が抱える課題への実践的なアプローチを身につけることを目的としています。PBL(Project-Based Learning)型のグループワークを取り入れて進められており、協力企業である株式会社インフォテック・サーブの社員の方々によるサポートのもと、単にExcelの操作方法を学ぶだけでなく、データをどのように読み取り、どの情報を選び、どのような形で相手に伝えるかを考えながら課題に取り組みます。
データ分析を、実際のビジネス場面で使える提案へとつなげていく
ビジネスの現場では、データ分析を「計算」や「作業」で終わらせず、提案へとつなげていくことが大切です。今回、学生たちに与えられた課題は、KIDA-LA株式会社の総務部に所属する担当者として、総務部長から「経営会議資料の作成」を依頼されるというものです。第11回となるこの日は、最終回に向けて、グループごとにプレゼン資料の作成に取り組みました。売上、商品、顧客、曜日、時間、天気、アンケート回答などの複数のデータから、どれを使えばよいかを自分たちで考えます。売上アップや経費削減、業務効率化につながる視点で分析を行い、経営会議で報告できる資料としてまとめていきます。

データを根拠に課題を説明し、解決策を提案する力を磨く
教室では、学生たちがグループごとにパソコンを囲みながら、「どのデータを使えばよいか」「どのようなグラフにすると伝わりやすいか」「売上や顧客単価を比較するには何が必要か」などを話し合う姿が見られました。お互いに意見を出し合いながら、データを根拠に課題を説明し、解決策を提案する力を磨いています。また、協力企業である株式会社インフォテック・サーブの社員の方々がサポートをしてくださるので、質問には丁寧に対応してもらえます。企業の方から直接助言を受けられることで、自分たちの分析が実際の業務でどのように活用されるのかを意識しながら課題に取り組むことができます。
この授業で印象に残っていること(履修学生から)
- 自分たちでデータを整理して分析したことです。最初はデータを見てもよく分からなかったのですが、分析を進めるうちにデータの傾向が見えてくるのが面白いと感じました。また、データをもとに考える力や、結果を分かりやすくまとめる力も身についたと思います。社会人になってからも、感覚だけではなく根拠を持って考えたり判断したりする場面で、この学びを生かせそうだと感じています。(Y.Fさん)
- Excelの関数やグラフ作成を実際のデータを使って学べたことです。関数の使い方やデータ分析の方法は、教科書を読むだけでは理解しにくい部分もありますが、多くのデータを扱いながら実践することで理解を深めることができました。また、データを整理し、グラフで分かりやすく表現する力も身についたと感じています。これらのスキルは、売上分析や資料作成など、社会人になってからさまざまな場面で活用できると思います。データを根拠に考え、課題を発見する力を学べたことは、今後に役立つ大きな学びだったと感じています。(S.Uさん)

コメントを寄せてくれた学生
次回はいよいよ、最終成果物として、プレゼン資料を提出する予定です。学生たちがどのような視点でデータを読み解き、どのような提案にまとめるのか楽しみです。「AI・データサイエンス実践」は、Excelスキルやデータ分析力だけでなく、チームで考え、課題を発見し、相手に伝える力を育てる授業です。情報マネジメント学部ならではの実践的な学びを通して、学生たちはこれからの社会で求められるデータ活用力を着実に身につけています。




