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「千の葉の先生になる」講演を聞いて考えた教員の魅力とやりがい

教育学部 1年 N. S.さん 八千代松陰高校出身

2026/06/15

2026年6月4日、千葉県教育庁教育振興部教職員課の渡繁伸副参事兼任用室長をお招きし、「千の葉の先生になる」と題した講演を実施しました。本講演では、千葉県で教員として働くことの魅力や、教員という職業のやりがい、子どもたちと向き合ううえで大切にしたい姿勢について、具体的な経験を交えながらお話しいただきました。講演を受けて学生がまとめたレポートを紹介します。

責任の重さの先にあるやりがい、子どもの笑顔と成長

千葉県教育庁の渡先生の「千の葉の先生になる」というご講演を聞き、教員という職業の魅力や千葉県で教員になることの素晴らしさについて、あらためて多くのことを学びました。特に心に残ったことは「教員という職業は最高である」というお言葉です。

 

これまで教員は、子ども一人ひとりの成長を支えるやりがいのある仕事であるという一方で、責任が重い、大変な職業というイメージをどこかで持っていました。しかし、ご講演を通して、責任が重いからこそ大きなやりがいや面白さが生まれ、それを乗り越えた先にある、子どもの笑顔や成長の喜びは何ものにも代えがたい価値があるものだという思いに浸ることができました。また、現在の学校現場では福利厚生や働き方改革が進められ、より働きやすい環境が整えられつつあるということを知り、将来に向けて大きな安心感を持つことができました。

 

特に印象に残ったのは、当時、学級担任をしていた渡先生に、教室の学級文庫に漫画本を持ちこみたいといってきた児童に対する向き合い方でした。頭ごなしに否定せず、「漫画本を持ち込むなら理由や工夫があればいいよ」と認め、それに応えて子どもが必死に工夫したというお話に、深く感銘を受けました。先生のこの柔軟な対応は、単に甘やかすということではなく、子どもの主体性を引き出す、多角的なアプローチなのだと感じます。児童の言葉を拒絶するのではなく、それを信じて、常識とは異なる別の視点を示すことで、子どもとの間に強い信頼関係を生みだし、子どもたちの本質的な成長を促すことができるのだということに気づかされました。

教員を目指す理由と私自身の経験

ご講演では、教員を目指す理由として、「教えることが好き」「子どもが好き」「憧れの先生との出会い」を上位に挙げられていました。私はそのすべてに深く共感しました。私自身、だれかに勉強を教えることに喜びを感じ、何よりも子どもたちの成長に関わる仕事に魅力を感じています。そして、小学校教員を目指すきっかけとなった実体験があります。

 

小学5年生の頃、友人関係で深く悩んでいた時期がありました。その時、担任の先生が私の変化にいち早く気づき、優しく声をかけ、的確なアドバイスをしてくださいました。先生の温かい支えのおかげで、沈んでいた学校生活をまた前向きに送れるようになったのです。この経験から、私もこの先生のように子どもに寄り添い、支えになれるような小学校教員になりたいと強く思うようになりました

子どもとともに成長する教員を目指して

ご講演の中で、初任の先生が半年後にどのように成長したのかを紹介する動画がとても印象的でした。働き始めたばかりのころは不安そうな表情だった先生が、半年後には自信に満ちた表情へと変わり、仕事に少しずつ余裕が生まれ、子どもたちへの愛情もさらに深まっていった様子がリアルに伝わってきました。私自身、教員を目指すにあたり、自分が子どもたちをしっかり守り、支えていけるのか、不安に感じることがありました。しかしこの動画を見て、最初から完璧な先生なんていない、失敗や経験をたくさん積み重ねながら、子どもたちと一緒に成長していけばいいのだと気づかされました。

 

敬愛大学では、4年間を通して教育現場を実際に体験できるプログラムがあるだけでなく、教職センターと連携しながらの教員採用試験に向けた手厚い指導が受けられるのが大きな魅力です。この恵まれた環境をフルに活用し、教育実習やボランティア活動などの経験を積み重ねながら、教員としての資質や実践力を高めていきたいと考えています。

 

今回のご講演を通して、教員という職業の魅力ややりがいをあらためて実感することができました。これからも学び続ける姿勢を大切にし、一人ひとりの子どもに寄り添える小学校教員になれるよう、日々の大学生活を全力で努力していきたいと思います。

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