敬愛大学の先輩たちはどのように就職活動をして企業から内定を得たのでしょうか。これから就活を始めようとする後輩学生の皆さんには気になる話題です。1月24日(火)、就活セミナー「先輩内定者の就活体験記」にて、就活を終えた4年生に、就活に向けてどのように準備をしてきたか、企業の調べ方やエントリーシートの書き方、面接試験の突破法などを聴きました。
今回、協力してくれた学生は8名です。食品メーカーや建設、金融、I T 、商社、運輸などの多様な業界の内定者が集まりました。セミナーでは、司会を務める「あさ学ナビ(就活情報サイト)」のキャリアアドバイザーが「志望企業の選び方」など、内定者に次々と質問を投げかけていきます。
第1部 内定者の体験談の一部を紹介
経営学科Hさん(商社):
企業の方から直接話を聴きたいと思い、合同企業説明会に参加しました。他の就活生に先駆けて人事担当者に真っ先に質問をしようと準備をして挑みました。あえて人のいないブースに行ってみることもおすすめです。企業の方と深い話ができ、業界の知識が広がります。
経済学科Tさん(金融):
志望している企業の人事部に電話をかけ、OB訪問をしました。クラブ・サークルの先輩などの伝手を使うことも良いと思います。志望度が高い企業には本格的に就職活動が始まる前に行っておくほうが良いでしょう。
経済学科Fさん(IT):
待遇はもちろん、自分自身が成長できるか、スキルアップできるかを重視しました。そういった点では、IT企業でエンジニアになるのは良い選択でした。
経営学科Kさん(建設):
ホームページを見て企業を判断するのではなく、企業説明会などで社員の方と話すことが大切です。企業の採用情報ページには、男性の育児休暇や有給休暇が取得状況など、さまざまなアピールポイントが掲載されていますが、その情報を実際に働いている方に確認して見てください。
経済学科Tさん(金融):
面接において、面接官にこちらから質問をする機会があると思いますが、例えば「どういう人が活躍していますか」では企業研究が足りないと思われてしまいます。「○○の面で、自分の△△という能力が活かされると思うのですがいかがですか」と質問するようにしていました。
国際学科Sさん(金融):
インターンシップに参加することで企業の情報を調べました。大学で履修できるインターンシップに参加したところ、早期選考の案内が届き内定をいただきました。
第2部 先輩たちに直接就職活動の悩みを相談!
第2部では、参加学生が各業界別の相談ブースにいき、直接先輩に就活について相談しました。今回のイベントでは自分が書いた履歴書やエントリーシートを持ち込み、先輩にアドバイスを求めることができます。先輩の元には実際に就活で使用したエントリーシートのコピーがあり、そちらを参照しながら丁寧に書き方のコツを教えていました(もちろん後輩学生はとても参考になるお手本を持ち帰ることができました)。
3月1日の就活解禁日もいよいよ目前にせまってきました。内定を得た学生の1人は「頼ることも1つの能力」だと話していましたが、まさにその通りです。キャリアセンター職員や教員、先輩や卒業生など、大学のリソースを上手に活用して就活に挑んでください。