シンポジウムの冒頭に、室崎益輝氏(兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科研究科長)から基調講演がありました。お話の中で、「志は高く、敷居は低く」という言葉がありました。ボランティアと聞くと、少し躊躇する方が多く、参加者の固定化がみられ、誰でも参加できるような体制が確立されていないとのことでした。
次はいよいよ各大学、各団体が行っているボランティア活動の紹介です。私たちは「宮ボラ」の活動、それらの経験を通して考えたことを活動報告として発表しました。他大学の活動は私たちとは異なり、災害ボランティアを目的とした団体があり、ボランティア活動の形は多様であることを感じました。
学生を中心としたパネルディスカッションにもパネラーとして参加してきました。杉浦健氏(共働プラットホームボランティアコーディネーター)とともに「学生ボランティア」について議論しました。なぜボランティアをするのか、ボランティアは災害ボランティアだけなのか、というようなボランティアそのものについて考えを深めていきました。