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【新着動画】春から教員になる学生が臨んだ「宿泊学習」の現場 短期間で子どもの成長を感じた3日間

教育学部 4年 A・Sさん

千葉県立千葉南高等学校 出身

2025/01/07

教員採用試験に合格し、来春から千葉県内の小学校教員として勤務することが決まったSさんは、入職までにさらに経験を積んでおきたいという思いから、千葉市立高洲第三小学校の学校ボランティアに参加しました。今回Sさんが応募したボランティアは、通常の学校業務とは異なる「宿泊を伴う校外学習」で、特に配慮の必要な児童の支援をするというものでした。

 

一般的に教育学部の学生は千葉県が主催している学校での活動を通じて業務を体験しますが、「宿泊を伴う校外学習」のような特別な経験を得る機会はありません。Sさんはどのような体験をし、どのような学びを得たのでしょうか。インタビューの様子を動画でぜひご覧ください。

インタビュー動画

ボランティアに参加しての感想

A・Sさん
A・Sさん

多くの時間を配慮の必要な児童と共に過ごし、たった3日間でも子どもは成長するいうことを実感しました。初日はほとんど食事を口にしなかった児童が、回を重ねるごとに食べられるようになっていきました。また、集団での活動においても隅の方でうつむくだけだった状態から、自分からやってみたいと言い出してくれるようになり、少しずつ変化していく様子を見て嬉しく思いました。みんなとの活動に参加できないときには、その児童の話を聞きいて共感し、気持ちを受け止めて安心感を与え、参加できそうな時には「一緒にやってみよう」、「楽しいね!」などの明るい声掛けをして、一緒に楽しむことが大切だと感じました。

また、高洲第三小学校の先生方の様子を間近で拝見し、児童間のトラブルや児童の体調不良といった想定外の事態への対応や、児童主体でありながらも全体を統率していくことの大変さを知りました。先生方が寝る間も惜しんで子どもたちの学びや安全のことを考えて打ち合わせをし、行動しているということも分かり、私もそのような教員を目指していきたいと思いました。

校長先生からのメッセージ

この度は素晴らしい学生を紹介していただき、誠にありがとうございました。
sさんには、集団活動に馴染めない児童をそばで見守り、声をかける姿が見られました。
とても素晴らしい態度でした。

 

千葉市立高洲第三小学校 校長 清宮正義先生

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