庄司ゼミに所属していました。卒業論文のテーマは「東北タイの農村と日本の輸入事業について」でした。3年次にNGOのスタディー・ツアーで東北タイに行き、農村で実践されている地産地消の取り組みに感銘を受け、そのことについて論文を書きました。勉強も課外活動も両方、思い切り楽しんでいたと思います。やりたいと思ったことはとにかくやってみようと、英語の学習のため、アメリカに1年間の留学もしました。中国の四川大地震の支援を行うボランティア団体を立ち上げ、募金活動や物資の提供に関わる活動も行うなど、経験のない様々なことに挑戦しました。大学には留学生も多く、色々なバックグラウンドの人たちと巡り合い、刺激を受けて過ごしました。
庄司先生の「国際法」の授業で聞いた「平等」と「衡平」の違いの話は、特に印象に残っています。また、世界の不平等について考える度に、水口先生が「国際協力概論」で仰っていた「人は生まれる場所を選べない」という言葉を思い出します。英語の授業では“Let it be”の日本語訳を考えたことが印象に残っています。