自己PRを作成するために、まず大切なのが「経験の棚卸し」です。図のように、大学入学前から現在までのモチベーショングラフを作ります。一見、自己PRとどう結びつくのか疑問に思うかもしれません。しかし、自分がどのようなときにモチベーションが上がり、どういうときに下がるかを手掛かりに、なぜそう感じたか、なぜそのように判断したかを分析していくことで自分の個性や価値観が明確になっていくのです。
皆さんは、「今から自己PRをしてください」といわれたとき、すんなりとできますか?就職活動においては自分のPRポイントを即座に言えるように頭の中に用意しておくことが大切です。就職試験にはまだまだ時間があると思いがちですが、1年後の6月にはおよそ8割の学生が内定を得ています。さらに言えばその前にインターンシップがあり、応募に際して自己PRが必要になってくるでしょう。
そこでキャリアセンターでは3年生を対象に全3回の自己PR作成講座を開催しています。その初回となる「自己分析ワーク」を4月23日(火)に実施し、会場には多くの3年生が詰めかけました。
過去を振り返ると自分の強みが浮かんでくる
続いて大きくモチベーションが変動した時のエピソードを思い出していきます。そのエピソードから自分の強みと弱みを整理していきます。「自分の強みキーワード一覧表」から自分のエピソードに合ったものを選ぶことで、自分の長所として言えるキーワードが明らかになります。ただし、今の自分が知っている自分だけに囚われすぎないことも大切です。他の人の目には違う自分の姿が映っているかもしれません。友達といっしょに自己分析をやってみるのもおすすめです。
次回、4月30日(火)の 第2回自己PR作成講座では、今回見つけたキーワードを土台として自己PRを作っていきます。初回に出られなかった学生も受講できます。その他にも、「学チカ作成講座」、「メイク・身だしなみ講座」「業種・業界・職種研究講座」など、春から夏にかけて就活セミナーが目白押しです。ぜひ参加してください。
受講生の感想
- 自分ひとりでは何をすれば良いかわからなかったので、とてもためになった。
- 自身の強み、弱みを再認識することができました。
- 自己についてきちんと向き合って考える機会があまり多くなかったのでとても貴重な経験でした。
- 自分の強みがなにかわからなくて困っていたので、過去の経験から自分の強みを探すという作業をこの機会にすることができ、自身の強みに気付くことができてとてもためになった。
- 自分の強みを何となく理解してはいたけど言葉に表すことができなかったので助かった。
- 自分の強みの根拠となるエピソードを覚えていなかったので、この講義を通して思い出せた。
- 過去の経験を振り返って自分の長所・短所を言語化することができた。
- 自分の過去の経験を書き出すことで自分の長所になりそうな項目を知ることができたのでよかった。いざ長所、短所を考えてみるとあまり思い浮かばなかったので今日の就活講座を受けることができてよかった。