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貴重な古銭が豊富!貨幣の歴史を学べる博物館

経済学部経営学科 粟屋ゼミ3 年生Aチーム

2023/12/27

私たち粟谷ゼミ3年生Aチームは11月21日(火)に、金融に興味があることから貨幣博物館へ見学に行きました。貨幣博物館とは日本銀行創立100周年を記念し、1985年に開館された日本銀行が運営する企業博物館です。館内には古代から現代に至るまでの硬貨、紙幣のコレクションが展示されていました。

古代〜現代に至るまでの硬貨、紙幣コレクション

この博物館は2階が展示フロアになっており、2階に上がってすぐに、「世界一に大きいお金」ヤップ島の石貨が見られるようになっています。貨幣博物館では古代から現代までの硬貨、紙幣を展示しており、時代とともに移り変わる硬貨の製造方法や当時の情景を踏まえた説明がありました。また実際に使われた歴史的価値のある硬貨・紙幣を見ることができました。

日本銀行券の偽造防止技術について

日本銀行券(紙幣)の偽造防止技術が説明されているブースでは、日本銀行券と偽札の見分け方などの紹介がありました。こちらの写真に写る展示には、実は紙幣がもともと見えません。偽札防止の印刷技術を利用し、フラッシュ撮影を行うと紙幣が浮かび上がる仕組みになっており、スマートフォン等のカメラを使って体験できるブースです。

日本銀行券の偽造防止技術は世界でもトップ水準と言われています。例えば、日本銀行券にはすき入れや深凹版印刷等といった特殊な印刷技術が使われていたり、ホログラムと呼ばれる、傾けると模様が変化して見える素材が貼られていたり、様々な偽造防止技術が実装されています。こちらのブースでは日本の技術力の高さや日本銀行が日本の経済を支えていることを学ぶことができました。

貨幣博物館へ行ってみよう

貨幣博物館では、さまざまな角度から貨幣を見ることができます。特に、金属のお金が普及する前に使用されていた貨幣については、一同、驚きながら見学していました。この博物館の魅力は、昔の千両箱の複製を実際に持つなど、お金を直接見たり触ったりして体験できる点にあります。入場無料で、これだけのことを学べるのは、非常に貴重な体験と言えます。まだ訪れたことのない方は是非足を運んでみてください。