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「データサイエンスへのいざない」~ 敬愛学園高校1年生への出張講義 ~

敬愛学園高校 × 副専攻「AI・データサイエンス」

2022/11/18

11月17日(木)、敬愛学園高等学校で「データサイエンスへのいざない」と題する出張講義を実施しました。教育学部の大塚慎太郎准教授(算数・数学教育)が高校1年生約460名に、「データサイエンス」を身近な題材を用いながら易しく解説しました。

 

 

さまざまなところで使われているデータサイエンス

講義では、高校1年生が世界史で学んだばかりの「クリミア戦争」がデータサイエンスの活用事例として取り上げられました。クリミア戦争で看護師として活躍したナイチンゲールは、データから「何が原因で死者が増えているのか」を分析し、死者の多くが戦闘で亡くなったのではなく、病気でなくなっていることを、グラフを用いて明らかにしました。

 

スポーツの世界でもデータサイエンスは活用されています。F1ではハンナ・シュミッツさんがレッドブルチームの首席戦略家として活躍。タイヤを交換するタイミングや抜きにかかるタイミングを、データを使って戦略を立て、勝利に導きます。

 

このようにさまざまな分野でデータが活用され、問題を解決するアイディアが見つけ出されてきました。

ナイチンゲールが考案した「鶏のとさか」グラフ

  • 会場の高校生に次々と質問をしていく大塚准教授

  • 手元のノートPCで資料やデータを確認できます

 

 

中高生もデータ解析競技会に出場している

最近では、高校生もデータサイエンスを利用して、興味のあることを調べています。大塚准教授は、高校生がJリーグのシュート数とゴール数のデータから相関係数を求め、勝利に関係するプレイとは何かを分析した事例を紹介しました。分析を見ると、確かにシュート数とゴール数は相関していますが、その年優勝したサンフレッチェ広島はシュート数やゴール数が多いわけではありません。ここで新たなギモンが現れ、さらにデータを深掘りしていくことでさまざまな発見が見えてきます。データサイエンスは、このような面白さがあり、理系や文系という枠組みを超えた学問なのです。

シュート数とゴール数の相関を表した散布図

 

 

敬愛大学の副専攻「AI・データサイエンス」とは?

「Society 5.0」の到来が言われる今、企業や自治体、学校等でのAIやデータの活用に注目が集まっています。今回の講演は、この分野に親しみを持ち、関心を向けてもらう目的で、敬愛学園高等学校が発案し実現しました。

 

近年、さまざまな大学がデータサイエンスに関連する学部を作っていますが、敬愛大学では経済・国際・教育など、自分の学びたいことを極めつつ、データサイエンスも学ぶことができます。大塚准教授は、「敬愛大学はいち早くデータサイエンスを学べる副専攻を設立したことで、年々とカリキュラムを改善している」とアピール。データサイエンスを学べば、興味のある分野もいっそう楽しくなることでしょう。