講義では、高校1年生が世界史で学んだばかりの「クリミア戦争」がデータサイエンスの活用事例として取り上げられました。クリミア戦争で看護師として活躍したナイチンゲールは、データから「何が原因で死者が増えているのか」を分析し、死者の多くが戦闘で亡くなったのではなく、病気でなくなっていることを、グラフを用いて明らかにしました。
スポーツの世界でもデータサイエンスは活用されています。F1ではハンナ・シュミッツさんがレッドブルチームの首席戦略家として活躍。タイヤを交換するタイミングや抜きにかかるタイミングを、データを使って戦略を立て、勝利に導きます。
このようにさまざまな分野でデータが活用され、問題を解決するアイディアが見つけ出されてきました。