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まちあるき企画 第1弾「大賀ハスを愛でる!」

国際学部 三浦 知子 教授 

2022/06/27

90分以内で可能なまちあるきプランを企画

「2年次専門研究Ⅰ(三浦教授:観光地経営、都市農村協働)」では、観光地域づくり法人(DMO)の機能や仕組みについて、教科書の要約を分担しながら進めています。バルセロナやハワイ、神戸や瀬戸内などの観光まちづくりの事例を学ぶ中で、実際に「まちあるきがしたい!」という声が学生からあがりました。そこで90分以内で可能なまちあるきプランを企画してもらい、魅力的なプランが多数出された中から、今回はゼミの時間を利用して千葉公園に行くことになりました。

今年は大賀ハス開花70周年の記念の年です。6月6日に一番花が開花、YohaS 2022の開催、そして18日~26日には3年ぶりの大賀ハスまつりと、ニュースでも数多く話題となり気になっていました。「大賀ハス」とは大賀一郎博士と地元の小中学生たちによって2000年前の地層から発掘された、世界最古の花、千葉市の貴重な「宝」です。

千葉公園で大賀ハスを愛でる

千葉公園に到着後、カフェ・ハーモニーで昼食をとりました。カフェ・ハーモニーは、障害のある方の就労体験や就労支援を目的として開店したカフェで、ボート乗り場に併設されています。天気は雨が降ったりやんだりと不安定でしたが、お店のご配慮でパラソルを開き、オープンテラスでにぎやかに食事をしました。普段のゼミではなかなかおしゃべりに花を咲かせる場面がないのですが、この日は本当にみな楽しそうでした。ホットサンドやハンバーグカレーがとてもおいしかったそうです。パスタやチキンライスなどメニューの種類も多く、フランクフルトやスイーツを楽しむ人もいました。

ハスの花は午前中の早い時間に咲いて昼頃には閉じてしまうとのことだったので心配しましたが、「何輪か咲いていてホッとしました。綺麗なピンクと緑で明るい気持ちになりました」という感想のように、かわいらしいピンク色の美しい花に、本当に癒される思いでした。また千葉公園や大賀ハスを初めて知った学生も多く、ご近所スポットに感動していました。

 

千葉公園は、モノレールで大学から最寄りの天台駅の2つ先にあります。お天気にはあまり恵まれませんでしたが、みんなで外に出て一緒にランチを楽しみ、1年間でこの時期にしか見ることのできない大賀ハスを愛でることができ、短いひとときながらとても有意義なゼミとなりました。

大賀ハス、開花70周年 観光マネジメント専攻について