- 教育学部・山口ゼミが講談ワークショップを実施
- 講談を通じて「朗読・コミュニケーション術」を学ぶのが目的
- 講師は小学校長でもある三龍亭夢学さん(出前寄席などで活動)
- 学生も実際に講談に挑戦し、声・表情・間の使い方を体験
- 「声の使い分けや表情管理の重要性」「教育現場で活かしたい」との声が挙がった
20秒でわかるこの記事のポイント
4月18日、教育学部の山口ゼミが3・4年生合同で講談のワークショップを行いました。講談は歌舞伎や落語などと同じく伝統的な言語文化の一つです。強調された語りと、心地よくリズムを生み出す張り扇(おうぎ)。山口ゼミの研究課題である朗読研究の一環としての企画です。講師による講談を鑑賞するだけでなく、学生も講談に挑戦しました。

講談の場面が含まれる落語「薬缶」を鑑賞

張り扇をリズムよく叩く

講談に挑戦!
講師は現役の小学校長、三龍亭夢学さん
この日の講師は三龍亭夢学さんです。夢学さんは現役の小学校長でもあります。教員として勤務しながら落語や講談の研修を積まれ、これまで南房総市を中心に小学校や公民館などで出前寄席を開催しています。

講談「南総里見八犬伝」を鑑賞

代表学生による謝辞
参加学生たちの声
◆3年生のAさん
言葉の調子や表情管理の大切さを学びました。夢学さんの言動や表情を見ていると、講談の時の声色や表情、そして落語でキャラクターを演じ分けている時の顔の向きや声のトーン、そして教えてくださる時の間の置き方や声がそれぞれ全く違っていて、適材適所な声の出し方をされているなと思いました。私は「声がでかすぎる。」と周りの友人と居るとよく言われます。また、「疲れているのがわかりやすいよね。」とも言われます。このようなことを防ぐためにその場その場に適した発声やトーン、表情管理など今日学んだことを徹底していきたいです。そして講談、落語を実際に聞いてとても面白いと思ったので是非自分でも観てみたいなと思ったとともに、学校の授業で活用するのが楽しみになりました。
◆4年生のAさん
講談と落語の違いが正確に理解できていなかったのですが、夢学先生の落語と講談を実際に拝見して、ここまで異なるものなのかと驚きました。張り扇の使い方や声色、声の強弱など聞き手を強く惹きつける工夫がたくさんあり、講談が人が聞いていない事が前提のものであったという事がよく理解できました。今回学んだ事を、将来教育現場で生かしていきたいと思います。

ほめられました!
文:山口 政之 教授(国語科教育、教育実習)
編集:IR・広報室