A. K.さんは、サッカー部での選手経験や、小・中学生や高校生への指導経験を通して、女子と男子では指導者の言葉かけの受け止め方が異なるのではないかという疑問を持ちました。
そこで、女子と男子の受け止め方の違いに着目し、指導の在り方について研究を進めました。高校サッカー部の指導者へのインタビューをもとに、SCAT*という分析手法を用いて、指導者の言葉の意味や意図を整理・分析しました。その結果、女子選手は言葉を音や雰囲気として受け取りやすく、声の強さに影響を受けやすい一方で、男子選手は言葉の意味を理解し、限界まで力を出そうとする傾向があると指導者が捉えていることが示されました。これらの結果から、相手の特性や状況に応じて言葉の伝え方を工夫することの重要性が示唆されました。
* SCAT(Steps for Coding and Theorization): インタビューなどの発言内容を段階的に整理し、意味や考え方を読み取る質的分析手法のこと。










