2017年に侍ジャパンの監督に就任した稲葉氏は、チームを1つにまとめ、選手のパフォーマンスを最大限に高めることに心を砕いたといいます。結束力を高めるため、理念や行動指針を明確にし、選手やコーチ、スタッフとのコミュニケーションを積み重ねてきました。一方、日本ハム球団における若手選手の育成では、「一対一の勝負に勝つ」ための自主性や自立心を重視し、選手が自ら成長できる力を育むことに注力しています。
各チームから集まった主力選手を束ねる侍ジャパン監督と、若手選手の育成を担うファーム監督という異なる役割の中で、チームを一番後ろから見守り、組織全体を支える姿勢を大切にしてきたそうです。また、金メダルを勝ち取るチームの条件として、次の5つを挙げています。これらの条件は、組織運営全般に通じる視点と言えます。
1 明確な目的が共有されている
2 個々の役割が機能している
3 本音で話し合うことができる
4 リーダーが最後に責任を取る
5 失敗を次につなげられる

経験をもとにチームマネジメントについて語る稲葉氏





