敬愛大学の先輩たちは、どのような準備を重ね、どんな思いで就職活動に向き合ってきたのでしょうか。これから本格的に就活を意識し始める2・3年生にとって、内定を得た先輩のリアルな声は何よりの道しるべです。敬愛大学では、就職活動を終えた先輩が、自らの体験を後輩に語り、その声を次の挑戦につなげていく取り組みが続いています。
1月13日(火)に開催された学内の就活セミナーには、就職活動を終えた4年生6名が登場しました。内定先は、千葉市役所や千葉県警察といった公務員、JAL系列の空港関連企業、運動部学生に人気のスポーツ用品メーカー、銀行など多岐にわたります。司会を務める就活情報サイトのキャリアアドバイザーが、「自己分析のやり方」や「企業研究の進め方」などをテーマに質問を投げかけ、先輩たちが自身の経験を率直に語りました。
業界研究は「広く知る」ことから始める
まず話題に挙がったのが、合同説明会の活用方法です。「いくつもの合同企業説明会に参加し、最初から絞りすぎず、幅広い業界の話を聞くことが大切」と振り返りました。別の学生も「フットワークを軽くすることが大切。一見、自分の進路に関係なさそうでも、時間が空いているから行ってみようというスタンスが大事。意外とそういうところからヒントが広がる」と話していました。
また、説明会やイベントの場では、人事担当者に顔を覚えてもらう意識も重要だといいます。個別質問の時間を活用し、印象に残るやり取りを重ねることで、企業との距離が縮まったと感じたそうです。

インターンシップと自己分析が、就活の軸になる
3年生の夏、先輩たちのほとんどがインターンシップに参加していました。経済学部の内定者は3年前期に「プレインターンシップ」の授業で就職活動の仕組みを学べたことが、その後の行動につながったと話します。また、キャリアセンターに足を運び、志望分野を伝えることで、オープンカンパニーなどのイベントを紹介してもらい、企業との接点を増やしていったそうです。
千葉県警察を志望した学生は、一般募集のないインターンシップに、大学の授業として参加しました。この経験は、面接でもたびたび触れられ、志望動機を裏付ける材料になりました。

自己分析がもっとも大切
「もっと早く自己分析をしておくべきでした」と話す学生もいました。自己分析とは、自分の強みや価値観を知るだけでなく、「これまで何をしてきたのか」「どんな経験を、どう語れるのか」を整理する作業です。行きたい企業が決まっていなくても、早い段階から取り組める準備の1つです。国際学部の内定者は「今までやってきたことを言語化できないと、面接では話せません」と強調し、書いて、整理して、自分の言葉にすることの必要性を教えてくれました。自己理解が深まることで、その企業でどのような力を発揮できるのか明確になり、志望理由がより説得力を増します。
面接で問われるのは「思いの強さ」
面接対策については、「入社したいという気持ちを、しっかり伝えることが大切」という意見を複数の内定者が話していました。入社後にどのように働きたいのか、数年後にどんな役割を担いたいのかといったビジョンを描けているかどうかは、志望度の強さとして面接官にも伝わります。本気で目指しているからこそ、その企業についてよく調べているのだと面接官は受け取るのです。

必要なのは、ポジティブシンキング
また、先輩たちが共通して後輩に伝えたのは、「諦めないこと」「弱気にならないこと」でした。就職活動で結果が出ないと、自分が否定されたような気持ちになり、ひどく落ち込む場面も少なくありません。しかし、前向きな姿勢は表情や態度に表れます。結果が出ない時期があっても、自分を信じて取り組み続ける姿勢が、内定に繋がっていきます。
後半はざっくばらんに質問できる座談会へ
イベントの後半には、先輩たちがブースに分かれ、後輩学生からの質問を受ける時間が設けられました。就職活動を目前に控えた学生たちは、気になっていた疑問や不安を、先輩一人ひとりに直接投げかけていました。
営業職を志望する3年生からは、「『人と話すことが好き』という志望理由だけでは弱いのではないか」という相談がありました。これに対し先輩学生は、自身の就職活動を振り返りながら、「経営者はいろいろな夢を持っている。様々な企業の経営者と話をしたいと考えたことが、金融機関の営業を目指した理由だった」と語り、誰とどのような話をしたいのかまで掘り下げて考えることが大切だと助言していました。
また、先輩学生の中には、自らのエントリーシートを持参し、後輩に見せながら説明する姿も見られました。実際の事例をもとに具体的かつ的確なアドバイスがなされ、後輩学生にとって非常に参考になったことでしょう。
敬愛大学キャリアセンターでは、学生の就職活動を支えるため、さまざまな支援やイベントを用意しています。大学が提供する制度や機会を積極的に活用し、自分自身のやりたい仕事、ありたい姿を実現させていきましょう。

公務員試験について質問が飛ぶ

自分のエントリーシートを見せながら解説する学生
