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TOYOTAで見た30年後の未来
~粟屋ゼミ「東京モーターショー2019」体験記 第2弾

2019/11/29

私たち粟屋ゼミは学びの幅、知識を増やすことを目的に、「東京モーターショー2019」へ行ってきました。事前調査でTOYOTAブースが車の展示ではなく、近未来を想定したブースづくりに力を入れていることを知り、主にTOYOTAブースをメインにどのような技術が採用されているかに注目して見学してきました。

他社にない技術

私たちはまず、日本初のLEDパネルを使った最高画質の映像技術を体感・体験してきました。これは、従来のプロジェクションマッピングとは異なり、映し出すスクリーンを必要とせず、LEDパネルそのものに映し出せる技術です。車だけではなく、未来を想定した街づくりを液晶の中で映し出す仕組みが作られていました。
私たちが驚いたのは、従来のテレビ、スマホのような画質を遥かに超え、美しい映像になっていたことです。その技術を今回のTOYOTAイメージモデル「20XX年」とマッチさせることにより、過去に感じたことのない程のリアルで迫力のある映像ができあがっていました。

TOYOTAブースから見えた未来

30年後には、今回展示されていた車が私たちの日常に溶け込んでいることでしょう。今回体験したように生活の一部になっていると想像すると非常にワクワクしました。
展示の中で際立って印象に残ったのが「TOYOTA e-4me」という車でした。この車はコンセプトカーなのですが、これまでのものと一味違います。1人用の車で「Training gym」「Music studio」「Dressing room」と、用途に合わせて変幻自在に車内を変える仕組みが隠されていました。また、実際にステージで再現された車両が、フロアに展示されており、実用化も間近であろうと思われるほど再現度が高かったです。

今回の経験から今後に向けて

各社のスケールの大きさ、発想の爆発力に圧倒されながら見学していたのですが、その中で「自ら考え、考え抜いたことを形にするまで継続し続ける重要性」を深く感じさせられました。今回、モーターショーの最先端技術を現場で見て感じたことは、これからの10年間は、これまでの10年間と比べ物にならないほどテクノロジーが急速に成長するだろうということです。私たちもその時代の変化、流れに惑わされない対応力、応用力を身につける必要があります。将来に対する危機感と期待を強く感じられた素晴らしい経験でした。

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