敬愛大学では、この夏、3年生を中心に多くの学生がインターンシップや1日企業体験に参加しました。体験を通じて「面白かった!」「思っていたのとは違ったかも」といった感想が浮かんだ方も多いでしょう。しかし、これらの感想をただの思い出で終わらせてしまうのはもったいないことです。貴重な経験を就職活動に活かすため、敬愛大学では体験後の振り返りを特に大切にしています。
就活スタートアップ講座で振り返りを学ぶ
10月10日(木)、敬愛大学キャリアセンターは就活スタートアップ講座(後期)を開催し、株式会社マイナビのキャリアサポーターを講師にお招きしました。テーマは、インターンシップや就業体験後の効果的な振り返り方法です。
キャリアサポーターの松本氏は、就職活動において「自己理解」と「仕事理解」の共通点を見出すことが成功の鍵であると述べています。自己理解を深めるためには、まずは、自分が興味をもっていることや大切に思っていること等を軸に就業体験の感想を整理してみましょう。どの部分が面白いと感じたか、どうして面白いと感じたかなど、自分の感想を記述していき、「なぜそう思うのか」を理由もセットで考えると良いでしょう。
株式会社マイナビ キャリアサポーターの松本氏
仕事理解を深めるためのポイント
次に仕事について整理していきましょう。その業界に興味を持った理由を明確にすることが重要です。魅力を感じた話や情報を詳細に記録し、業界や職種に関する理解を深めるため、さらなる情報収集を行うことがおすすめです。
「思い描いていたものとは違った」という感想も、キャリア選択において重要な気づきになります。このような場合も、なぜそう感じたのかを丁寧に分析することが大切です。期待と現実のギャップを理解することで、自分の価値観や志向をより明確に把握できるでしょう。
出典:セミナー資料より(株式会社マイナビ提供)
次の一歩を見据えて
これらの振り返りから、自分にどのような仕事が向いているのか、じっくり考えることが大切です。この気づきが次のインターンシップや就活プログラム選びの指針となるでしょう。全国の2025年卒の就活生の85.7%がインターンシップや就活プログラムに参加しており、平均で6.5社に参加しています。さらに同業他社のインターンシップに参加してみるのも良いでしょう。エントリーシート提出予定の企業が10社以下の方は、関連企業から興味を広げることをおすすめします。
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出典:セミナー資料より(株式会社マイナビ提供)
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出典:セミナー資料より(株式会社マイナビ提供)
迷ったらキャリアセンターへ!
少しでも迷いや不安がある場合は、ぜひ敬愛大学のキャリアセンターへお越しください。キャリアセンターのスタッフは、皆さんが希望する進路を実現できるよう、全力でサポートします。次の一歩を踏み出すためのアドバイスや情報提供を通じて、安心して就職活動に取り組んでいただける環境を整えています。皆さんのご相談をお待ちしています。
学生からの感想
講座に参加した学生からは、次のような感想が寄せられました。
- 「何をすればいいのかわからず不安でしたが、やるべきことが見えてきました」
- 「後期からの就活に向けて、やる気が高まりました」
- 「インターンシップにあまり参加できなかったので、これからの動き方や探し方を学べてよかったです」
- 「卒業後の進路を変えたばかりで不安でしたが、たくさんの情報を得られて助かりました」
- 「リスタートを切る良い機会となりました」
- 「これから何をすべきかが明確になりました」
- 「今から行動すべきだと強く感じました」