1つ目の企画として、「光の透過体験」を行いました。ここでは、紙に絵をかき内側にして丸めたものに蓋をして、下からライトを当てると書いたイラストが浮き出る仕組みのものを作成しました。イラストが反対側に浮き出てしまうので、思った通りにならず苦戦する方もいましたが、スタッフがフォローしながら作業を進めることができました。完成した作品に何度もライトを当て、楽しんでいる来場者の方の姿が見られました。
教育ボランティアサークルIrisは、6月8日(土)に、イオンスタイル検見川浜にて、「光のふしぎ体験~光について学ぼう!」を参加スタッフ12名で実施しました。
Part.1 光の透過体験
Part.2 光の屈折体験
2つ目の企画として、「光の屈折体験」を行いました。これは、光の屈折を利用した実験ブースです。キャップに穴が開いたペットボトルに人形を入れ、水の入った水槽に沈めます。キャップの穴を塞ぎながら水槽に入れると中の人形の姿は見えませんが、穴を塞いだ指を離すと人形の姿が見えるというものです。来場者の方は不思議な現象に興味を示し、何度も屈折実験を見ていました。
Part.3 光の反射体験
3つ目の企画として、「光の反射体験」を行いました。光の反射によって中身のビーズなどがきれいな柄のように見える万華鏡を、キットを使って作成しました。キットを使用したことで、どなたでもスムーズに作業を進めることができました。また、スパンコールを多めに用意しておいたので、色がきれいに見える組み合わせを考えて、作成を進める来場者の方の姿が見られました。「なぜ回すと模様が変わるのか」という疑問を浮かべながら、何度も万華鏡を覗いている姿が見られました。
企画を終えて
今回の企画では、31名もの来場者の方に来ていただきました。年齢層もご年配の方から小さなお子様と非常に幅広く、企画の1つの目標としていた「幅広い年齢層をターゲットにし、様々な世代の交流をはかる」ことは達成できたと思います。また、実験ブースでは、少人数の来場者の方を対象に行うことで1人1人の疑問や気づきに寄り添うことができました。これからは、どの来場者の方にも分かりやすい説明の方法を検討した上で、より学びにつながるような企画を考えていきたいと思います。