1つ目の企画として「空飛ぶUFO」を作りました。これは、遠心力の力を使って紙コップで作ったUFOを飛ばすというものです。安全にハサミを使用し、装飾の段階では思い思いの模様を描き、個性あふれる作品を作り上げていました。飛ばすのにコツがいるものでしたが、児童同士で教えあう姿も見られました。
教育ボランティアサークルIrisは、5月18日(土)に、5月企画「遠心力の不思議」を参加スタッフ11名、参加児童13名で実施しました。今回の目標は「①工作を通して遠心力を使ってどのようなことができるのか知る」「②遠心力の簡単な仕組みを理解する」です。それを踏まえて、以下の内容を行いました。初めにアイスブレイクとして、「おばあちゃん伝言ゲーム」を行いました。少し難しいと感じていた児童もいましたが、児童同士で協力する姿が見られました。
Part.1 空飛ぶUFO
Part.2 ぐにゃぐにゃ輪ゴムを転がそう
2つ目の企画として「ぐにゃぐにゃ輪ゴムを転がそう」を行いました。はじめに導入として、紙芝居を用いて遠心力についての説明を行いました。児童は、どのようにしたら柔らかい輪ゴムを遠くまで転がすことができるのかを考えながら、夢中になって取り組んでいました
企画を終えて
今回の企画では、子どもたちから「輪ゴムを遠くまで転がすコツを掴めて楽しかった」「自転車の仕組みも少し知れてよかった」(遠心力に絡め、自転車のタイヤも遠心力で回ることを説明)などの感想を受けました。この感想や企画に取り組む子どもたちの姿から、目標を達成できたのではないかと思います。
スタッフからは「児童が体験する中で新たな発見や自分でコツをつかめるように工夫する姿が見られてよかった」や「子どもたちが安全に気を付けながらルールを守って、活動する姿が見られてよかった」というような意見があがりました。本企画はスタッフにとっても、良い経験になったと感じました。今回の企画から、児童が体験し、楽しみながら新たな発見を自分たちでしていくことで、思考力を育てることができたり、興味関心を引き出したりすることができるのだと感じました。回数を重ねるごとに、参加してくれている児童の成長が感じられます。スタッフとしても喜びを感じることができ、より良くしていこうという意欲の向上にもつながっています。