1つ目の企画では、ワイヤーを用いて花のドレスを作りました。ワイヤーをトルソー状態にしてあるものに、造花の花びらを貼っていきます。ひと通り花をつけ終わったら、ドレスの腰になる部分にリボンを巻いたり、飾り用のブーケやビーズでドレスを豪華に飾り付けたりして完成です。参加した子どもの中には、上手く花を貼ることができない子もいましたが、スタッフが補助をしたり、助言をしたりすることで、素敵な作品を作ることができていました。
4月企画「ミニトルソーでドレスをデザイン!世界に一つだけの箱!を作ろう」 こども教育学科 Sさんからの報告
今年度から高浜地区の地域活性化を目的としたハンドメイド教室を定期開催することとなりました。この企画は高浜ショッピングセンター4-2号店にて月に1回行います。この活動の目的を、
①幅広い年齢層を対象とし、地域の方同士の交流の場となるよう努める。
②教育的面として、「家庭科」や「図工科」等の要素を積極的に作業段階に取り入れ、児童の学ぶ力の育成に努める。
と定めました。4月6日に第1回目となる、4月企画『ミニトルソーでドレスをデザイン!世界に一つだけの箱!を作ろう』を参加スタッフ数6名、参加者数9名で行いました。目標は「暮らしを彩る雑貨を作ってみよう」です。
企画その1「ミニトルソーでドレスをデザイン!」
企画その2「世界に一つだけの箱!」
2つ目の企画では、世界に一つだけのオリジナルの箱をつくりました。デザインを思い思いに考え、木の箱の外側に絵の具で色を塗ったり、ビーズやポンポン、造花の花びらで装飾をしたりしました。参加者は好きな食べ物や色などを思い浮かべて、白い木の箱を個性豊かなものに仕上げていました。思い浮かべたデザインにできるだけ近づくように、絵の具の色に濃淡をつけたり、ビーズの種類を組み合わせたりと工夫していました。
ハンドメイド4月企画を終えて
初めてであったため、参加者が何を作ってみたいのか情報がない中での企画でしたが、どちらの企画も参加者は楽しそうに作品を作っていました。また、「ずっと作っていたい」や「次の企画も絶対に行きたい」等の声を頂き、来月以降の企画でも、参加者の生活に生かせる簡単で楽しい企画を用意していく必要があると感じました。今回は大人の方の参加者がいませんでしたが、今後は子どもだけではなく大人の方にも興味を持ってもらえるような企画作りに励んでいきたいと思います。