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これでキミもアニメーター! ~ビー玉投写機を作ろう~

Iris活動中!2022 vol.05

2022/12/09

2022年も残すところ、あとひと月といったところで本格的な寒さがやってきました。さて、教育ボランティアIrisは、子どもたちに寒い冬はおうちで工作をしながらゆっくりと過ごしてもらいたいという願いから、11月23日に「これでキミもアニメーター! ~ビー玉投写機を作ろう~」を実施しました。

 

この投写機は、ビー玉、ライト、プラスチックシートでできる簡単なものです。絵を描いたプラスチックシートをビー玉とライトの間に置くことで、描いたイラストが大きく投影されます。今回の企画の目標は、「①投写機(プロジェクター)の仕組みについて学ぶ。②オリジナルの映像を作り出す。③身近なものと科学を結び付ける。」の3点です。当日は検温や消毒などの感染症対策を行い、参加児童8名、学生スタッフ8名で臨みました。

 

 

小学生に凸レンズを説明するには‥?

まず、投写機の仕組みついて説明しました。映画館やプロジェクターで用いられる投写機は光と凸レンズが必要です。普段の生活から物を見るときに光が必要なのは理解できたようですが、子どもたちは「凸レンズって何だろう…?」と、よく知らない様子でした。そのため、凸レンズの例として虫眼鏡を用いて、膨らんだガラスは物を大きく見せるという性質を体感してもらいました。この役割をビー玉が担うことを知った児童は、驚いた表情を浮かべていました。

 

 

いっしょに投写機を作ろう!

次に、投写機を作りました。作成手順は、①作成キットから投写台や投写窓を切り抜く、②投写台と投写窓、ビー玉などを組み立てる、③写したい絵をプラスチックシートに描く、の3段階です。①の切り抜く段階はスムーズに進みましたが、②の張り付ける段階では細かな作業の工程が続き、苦戦している様子でした。その際、学生スタッフが工程を実演することや、児童もペアの学生スタッフと協力しながら取り組むことで投写機の完成に近づけていました。③の段階では、児童が各々の描きたいキャラクターを模写したりオリジナルのキャラクターを描いたりしていました。

難しい箇所は児童と学生がペアになって作成します

オリジナルシアターで上映会!

完成した投写機とプラスチックシートを組み合わせて、いよいよオリジナルシアターで上映です。予め用意した箱に向けて投写機とプラスチックシートを置き、後ろからライトで光を当てます。映した絵が綺麗に壁に映し出された児童もいましたが、思うように映し出すことができなかった児童もいました。この投写機でうまく映し出すポイントは、ビー玉とライトの高さです。映し出すことができなかった児童に対しては、このポイントを伝え、ペアの学生スタッフと協力して微調整を重ねました。最終的に全員が映し出せるようになりました。

さらに、「部屋を暗くして壁に映し出すと面白そう。」という児童の意見があり、実際に行ってみたところ、より鮮明に映し出されていて児童の着眼点の鋭さに学生スタッフ一同、感心しました。

企画を終えて

今回は、身近な科学と工作を融合させた企画でした。光と凸レンズの内容は中学1年生の理科の範囲なので、小学生に向けて難しい言葉や用語を用いずに要点をまとめてわかりやすく説明をしました。

 

児童からは、「壁に絵を映し出せて楽しかった。」、「理科と図工が組み合わさっていて面白かった。」などといった感想が寄せられたので、どうやら企画の目標は達成できたようです。

 

一方、新たな課題として、場面と場面で切り替えがなかなかできない子どもたちに対して、適当な呼びかけをすることが挙げられました。次回からは、場面の切り替えができる雰囲気作りを行っていきたいと思います。これらの企画・運営の振り返りを生かし、次回からも子どもたちに学びと楽しさを同時に味わってもらえるように企画していきます。

(文責者:佐藤百華)