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CAMPUSLIFE

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2019Vol.25「静電気ってなんだろう?」

教育ボランティアサークル「Irisアイリス」

2020/02/27

教育ボランティアサークルIrisは、2月15日(土)に、2月企画「静電気ってなんだろう?」を、参加スタッフ5名、参加児童10名で実施しました。今回の目標は、「①実験や遊びを通して静電気とはどういったものなのかを知る。②作品を通して豊かな心を育むとともに、友達との交流を深める。」の2つです。それらを踏まえて、以下の内容を行いました。

Part.1 「あやつれ!静電気」

まずは子供たちと打ち解けるために、「あやつれ!静電気」というゲームをしました。ビニールパイプと裂いたビニールひもを服で擦り、同じ極の電気を帯電させることで、反発し合う力を発生させます。それによってパイプでビニールひもを浮かせ、リレー形式でひもを落とさないように繋いでいくゲームです。子供たちは、どのようにしたらひもを落とさずに運べるかを考え、長時間浮くように工夫していました。

Part.2 「風船ダンシング」

2つ目の企画として、「風船ダンシング」を行いました。これは、風船を髪の毛や服で擦ることによって静電気を起こし、風船を髪の毛や服につけて、落とさないように踊るというものです。「袖に擦るとくっつきやすい!」など、どの部分がくっつきやすいか、いろいろな方法を試している子供たちの姿が多く見られました。下に落ちそうになった風船を最後まで落とさないようにしながら、楽しく踊っていました。

Part.3 「静電気でメイクアップ」

3つ目の企画は「静電気でメイクアップ」です。絵を描いた風船を擦り、静電気を起こしてから、ちぎったティッシュをくっつけます。子供たちは下敷きで髪の毛を擦って静電気を起こした経験をもとに、髪の毛で風船を擦っていました。誰よりもティッシュを多くくっつけようと、夢中で擦っていたのが微笑ましかったです。

企画を終えて

今回の企画では、子供たちから「擦ることが楽しかった。」や「髪の毛がたくさん立った。」などの感想がありました。静電気が物を擦りあわせることで発生することや、物をくっつけたり反発させたりさせる性質があることを子供たちに楽しく学んでもらえたようです。一方でスタッフからは、「子供たちが風船で遊び過ぎてしまい、収集がつかない場面があった。」などの反省点が挙げられました。そのため、活動の説明のあとに風船を配ったり、最初にルールを決めてから活動を始めたりするなど、段取りを明確に決めておくべきであるという意見が出されました。今回の企画の反省点を活かして、次回の企画では、活動にメリハリをつけ、楽しく活動ができるようにしたいと思います。