もう1つの企画として、フェルトを使った自然気化式の加湿器を作りました。長方形に切ったフェルトに切り込みを1cm間隔でいれ、ぐるぐると丸めグルーガンでとめます。これを3つ作り、紙コップに入れ、整えて完成です。
2月はインフルエンザがはやりだす頃です。子供たちへ「お部屋の空気が乾燥していると、ウィルスは活動しやすくなるから、加湿するのは大切ですよ」とお話しました。子供たちから濡らしたフェルトでどのように加湿されるのかという疑問もあがり、インフルエンザ予防に対する関心の高さもうかがえました。
私たち、教育ボランティアサークルIrisは2月1日に2月企画『フェルトを使って雑貨を作ろう!』を参加スタッフ6名、参加者人数4名で行いました。今回の目標は「生活を彩る雑貨を作ろう!」です。
Part.1 フェルトの写真たて作り
この企画では、牛乳パックとフェルトを用いてオリジナルの写真たてを作りました。あらかじめ正方形に切った牛乳パックにフェルトを貼り付けていき、吊るすためにリボンをグルーガンでとめ、フェルトで飾りつけをして完成です。
あまり難しくない作業だったので、参加してくれた子供たちはフェルトでバラを作ったり、レースでフレームを囲んだり個性溢れる工夫をしていました。それぞれ満足のいく作品ができたようです。
Part.2 フェルトの加湿器作り
企画を終えて
今回の製作物は工程が少なく比較的簡単に作れるものでした。そのため、子供たちが自ら考えてデザインや飾りつけを工夫している様子が見られ、子供たちの創意工夫を促すとても良い企画になったかと思います。他方で、少し女の子向けの企画だったので、男の子が参加しにくい様子だったことが反省点です。今回、活動部屋の前を通って興味を持ってくれた男の子たちにも気軽に行え、加えて幅広い年齢層の方々が集まれる企画・雰囲気作りしていきたいと思いました。