企画の前に、子どもたちと打ち解けるため「バースデーライン」を行いました。このゲームでは、声を出さずにジェスチャーのみで自分の誕生日を伝えなくてはなりません。声を出せないため緊張や気後れなどがあまりなく、自然とコミュニケーションが取れて次の活動へスムーズに入ることができました。
教育ボランティアサークルIris は、1月18日（土）に、1月企画 「書道で遊ぼう!!!!」を参加スタッフ9名、参加児童７名で実施しました。今回の目標は
①書道と習字の違いや、様々な表現方法があることがわかる
②道具によって表現が違うことがわかる
③普段使用している道具によって異なる表現ができる
④新年の目標を自分自身で工夫して作成することができる
⑤身近なものの多様性を発見したり考えたりできるようになる
の５つです。それを踏まえて、以下の内容を行いました。
Part.1 バースデーライン
Part.1 書き初め大会
１つ目の企画は「書き初め大会」です。これは、新年の目標を自分でデコレーションした画用紙に書くというものです。習字では文字を書くのみですが、今回は書道なので絵を書くことも自由としました。シールやマスキングテープ、折り紙など様々な道具があることにより多くの表現が生まれました。子どもたちは習字と書道の違いを理解しつつ、文字と絵を組み合わせるなど楽しそうに新年の目標を書いていました。
Part.2 墨画
２つ目の企画として「墨画」を行いました。普段使っている筆以外の様々な道具を使って子どもたちに絵を描いてもらいました。使った道具は紙コップ、歯ブラシ、モール、スポンジ、竹串、ペットボトルキャップです。子どもたちは、道具の使い方を工夫したり、道具それぞれの特徴を生かしたりして作品を作り上げていました。そして完成した作品を１人ずつ発表しました。
企画を終えて
子どもたちから「書道は自由で楽しかった」、「はじめてやった」などの感想を受けました。習字と書道の違いをしっかり理解し、書道だからこそ自由に楽しく自分の感性を表現できていたと思います。スタッフからは「会場全体の雰囲気が良かった」、「自分たちも楽しんで活動できた」というような意見が上がりました。子どもたちだけでなくスタッフ含め全員が楽しく活動することができた企画だと感じました。
今回の企画では、もともと交友関係のある子どもたちが多い中、初めて来てくれた子どもがいたため、以前から参加している子どもたちとどのように打ち解けさせるか、難しい点もありました。スタッフがサポートに入ることで、子どもたち同士仲良く学習することができたと思います。今後もスタッフが作る雰囲気を大切にしながら活動していきたいです。
